「一人暮らしの引越しだけどどのくらい費用はかかるの?」
「ワンルーム程度の荷物なんだけど費用ってどのくらいかかるのかな?」
なんてあなたは思っていませんか?
ワンルームに住む一人暮らしの引っ越しは、荷物もさほど多くなく比較的費用を抑えて行えるという認識が一般的です。
さらに引っ越し業者もこうした単身者向けのプランを用意しているということもあり、選んだプランによって意外と費用に差がつきやすいという傾向も。
そこでここでは、ワンルームで暮らす方の一般的な引っ越し費用相場について解説したいと思います。
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目次
ワンルームの荷物量
ワンルームに住んでいるのはほぼ単身者と考えていいでしょう。
そんな単身者の荷物の量はどの程度でしょうか?
レオパレスの家具家電付きの物件のように、物件自体に家具や家電がついているケースを除けば、生活に必要な家具や家電製品があると考えるのが一般的でしょう。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ベッドあたりが大物と呼ばれる荷物。
洋服ダンスや食器棚などはワンルームですと大きなものはないケースが多く、エアコンに関しては備え付けという物件が多いので、引っ越し荷物からは除外して考えます。
大物の荷物以外は段ボールということになりますが、単身者の場合おおよそ10個前後と言うのが相場。
以降、「荷物が多いケース」、「荷物が少ないケース」という分け方をしますが、その基準は段ボールが10個を超えるようであれば「多い」と考えてください。
荷物の量や移動距離で費用が大幅に変わることも
荷物の量で、単身者の引っ越し費用は大きく変わる場合があります。
これは、トラックの大きさや作業員の数が変わるのが大きく影響します。
単身者の場合、荷物が少なければ軽トラックでの引っ越しも可能になりますが、荷物が多い場合は2tトラック、または2tロングを利用することになります。
トラックのサイズが変われば当然費用も変わるということに。
もうひとつ費用が半どうする要因としては、移動距離が考えられます。
同じ市内での引っ越しのように、移動距離が20km圏内の場合と、大きく地方が変わる500kmオーバーの引っ越しなどではかなり費用も違ってきます。
参照:引越しは距離により料金は違うの?計算方法はどうなっているの?
単身パックを利用した場合の引っ越し費用相場
多くの引っ越し業者が、こうした単身者向けに「単身パック」というプランを用意しています。
この単身パックは、業者が用意したカーゴに、載せられるだけ荷物を載せるというものがほとんど。
業者はこうしたカーゴをまとめてトラックに積み、一気に運送することで運送費用を抑え、安い価格でサービスを提供しています。
いわゆる単身者限定の混載便と考えていただければいいでしょう。
ワンルームの引っ越しで、荷物が少ないケースですとこの単身パックを利用できる可能性大となります。
単身パックの平均的な費用相場は以下の通りです。
・20km圏内 18,000円
・50km圏内 22,000円
・100km圏内 30,000円
・500km圏内 50,000円
通常のプランを利用するよりずいぶん費用を抑えられることが分かるかと思います。
参照:引っ越しの単身パックの料金相場など徹底比較。ヤマト、日通などまとめ
とはいえ、この単身パック良いことばかりではありません。
一応デメリットも挙げておきましょう。
当日に引っ越しが完了しないケースも
単身パックは上でも触れた通り、混載便ということになります。
つまりあなたの荷物だけを運んでいるわけではないので、他の利用者のところに立ち寄りながら荷物を運ぶということになり、100km以上距離のある引っ越しの場合、その日のうちに荷物が届くということはまずありません。
500kmを超えるような長距離の場合は、2~3日時間がかかるケースもありますのでご注意ください。
梱包材の無料提供がない
これは業者ごとの対応になりますが、基本的に段ボール箱などの梱包資材は無料提供されません。
引っ越しを依頼した業者から買うか、自力で揃える必要がありますのでご注意を。
荷物が載りきらないと面倒なことに
荷物を載せるカーゴのサイズは決まっています。
このカーゴに荷物が載りきらないとなかなか面倒なことに。
方法としては、その場で単身パックをもう一つお願いする方法が考えられます。
ただしこの場合費用は当然倍になります。
一番面倒なのは、セミダブルのような大きめのベッドなどがカーゴに載らないというケース。
この場合カーゴの数を増やしても、そもそもサイズが入らないので意味がありません。
こうなるとベッドは別便で運ぶか処分するかということになりますが、ベッドを処分する場合は粗大ごみとなるため、いつ処分できるかというのはその自治体の都合ということになります。
このように、依頼前に家具や電化製品のサイズを把握しておかないとなかなか面倒ですので覚えておいてください。
通常プランの引っ越し費用相場
ワンルームでも荷物が多い方、当日中に引っ越しを完全に終わらせたい方、梱包や開梱もお願いしたい方などは、やはり通常プランを利用するということになります。
通常プランの場合、トラックをチャーターする形になりますので、当然単身パックよりも費用は高くなります。
通常プランの場合の引っ越し費用相場は以下の通りです。
・20km圏内 40,000円
・50km圏内 55,000円
・100km圏内 85,000円
・500km圏内 100,000円
単身パックの倍近くかかるケースも見られますが、荷物の量や梱包材などのサービスなどを考えれば妥当な線でしょうか。
荷物の梱包や開梱はオプションサービスとなります。
また、500kmを超えるような長距離引っ越しの場合、荷物の搬入は翌日となるケースが一般的になります。
参照:一人暮らしの引越しの費用の相場は?料金を安く抑えるには?
他の方法は?
ワンルームの単身者で、荷物が少ないケースですと赤帽を利用する方法もあります。
赤帽は軽トラックによる運搬になりますので、軽トラックの荷台に積み込めることが条件。
さらに荷運び専用のスタッフはつかず、運転手兼荷運びスタッフ1名のみのサービスになりますので、ある程度に運びを手伝う必要が生じます。
赤帽を利用する場合、基本料金は20km圏内をベースとしていますので、20km圏内で考えると引っ越し費用は11,800~13,500円。
自分も荷運びを手伝うという方にはオススメの方法です。
参照:一人暮らしの引越しなら赤帽がおすすめ?費用を業者と比較しました
さらに、家具や家電がないという方は、宅配便を利用した引っ越しサービスもあります。
家具や家電がないということは、荷物はすべて段ボール箱ということに。
段ボール箱ということは宅配便も可能ということになります。
料金は届け先までの距離次第ですが、ゆうパックなどでまとめて発送することで割引があるケースも多いので、気になる方は調べてみてください。
知人や友人に頼んでレンタカーで引っ越す場合、レンタカー代や友達への謝礼、そして集合住宅などでは特に必要な養生代が実費となります。
また荷運びは素人が行うことになりますので、事故などに十分注意しましょう。
ワンルームの引っ越し
ワンルームに住んでいる方の場合、基本的には引っ越し業者に依頼するのがオススメ。
少々料金はかかりますが、それでも専門家の仕事になりますので安心です。
引っ越し業者に依頼するとして、通常プランと単身パックのどちらがいいかは、引っ越し業者の営業マンに相談することをおすすめします。
引っ越し業者の営業マンに訪問見積もりを依頼し、荷物の量をプロの目でチェックしてもらった上で、単身パック利用と通常パック利用の2通りの見積もりを取りましょう。
あとは自身の引っ越しに合っている方を選択。
一応費用相場は掲載しましたが、引っ越しというものに、全く同じ内容のものは存在しません。
個々のケースで単身パックがお得なケースと、通常プランがお得なケースが存在するはずですので、そのあたりを営業マンに相談するといいでしょう。
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複数の業者に相見積もりを取ることで費用の比較することができます。
また業者と交渉する材料にすることもできますので、一度は複数の業者に見積もりを取った方がいいでしょう。
是非、試してお得に引っ越しをしてくださいね。
参照:一人暮らしの引越し業者の選び方とは?失敗しないコツを解説
参照:一人暮らしから実家への引っ越しは業者がおすすめ?不用品の処分はどうするの?
参照:単身女性が引越し業者を選ぶ時の注意点とは?おすすめはある?
参照:一人暮らしの引っ越し準備期間は一週間でもできる? 転勤が決まった時にやることまとめ
参照:ミニ引越しプランの料金は?サービスは単身パックとどう違うの?
参照:一人暮らしの引越しで宅急便や宅配便の料金相場は?単身パックより安いの?
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