引越しの際に気になるのは、やっぱりお金に関することですよね。
「一人暮らしの引越しは、どのくらいの費用がかかるの?」
「どうすれば安くできるの?」
そんな疑問を持っている方は多いはずです。
そこで、一人暮らしの引越し費用の相場をご紹介いたします。
まずはどのくらいの予算が必要なのか、どうすれば安く抑えられるのか。
これらを把握して、できるだけリーズナブルに引越しできる方法を探してみましょう。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
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あやうく31,300円も損するところだったんです。
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引越しの費用は何で決まるの?
基本的に、以下の3点で決まります。
①荷物の量
②運ぶ距離
③日程(平日・土日祝日・繁忙期・閑散期など)
まず、荷物の量が多ければ多いほど、引越し費用は高くなります。
さらに運んでもらう距離が長ければ長いほど、やはり金額は高くなってしまいます。
そして同じ荷物を同じ距離だけ運んでもらっても、引越し業者が忙しい時期は高くなって、暇な時期なら安くなります。
このように、引越しの費用は「かかる手間と時間」そして「需要と供給のバランス」によって決まります。
つまり、これらを上手く減らすなり、需要の少ない時期に引越しするなりすれば、引越し費用は安くできるのです。
さらに、引越し費用は業者によって大きく違います。サービスの内容の差もありますが、
「たまたま暇な日だった(お客さんを獲得したい日だった)」
「別の引越しの帰り道などでコストダウンできる日だった」
などの理由で、安くしてくれることもあります。
このように、引越し費用の高い/安いには、運やタイミングも大きく関係しています。
最初からひとつの業者だけに絞らず、必ず複数の業者に見積もりしてもらいましょう。
でも、複数の引越し業者に一回一回見積もりをお願いするのは大変です。
そんな時は、「一括見積もりサイト」を活用してみてください。一度の入力で最大10社ほどの見積もりが取れるので、簡単に引越し費用を調べて比べることができます。
一人暮らしの引越しにおすすめ! お得な単身パック
単に見積もりしてもらうだけでなく、なるべくお得なプランも探してみましょう。
一人暮らしの方におすすめなのは、「単身パック」です。
文字通り、一人暮らし用のコンパクトな引越しプランで、サービスがやや簡略化されている代わりに、お得かつ手軽に引っ越すことができます。
一体どのようなサービスなのか、以下にご説明いたします。
単身パックとは?
一定の大きさの専用ボックスに荷物を詰めて、他のお客さんの荷物と一緒に運んでくれるサービスです。
ボックスの大きさはSとLなどで2種類程度あり、荷物の量に応じて選ぶことができます。
他の荷物と一緒に運ぶことで料金を安くできるため、主にヤマト運輸や日通などの大手運送会社や、大手の引越し業者が行なっています。
また、赤帽などの小型トラック中心の業者は、そのトラックごと短時間貸し切りにすることで、単身パックとしてくれる場合もあります。
ただし、通常の引越しプランに付属している便利なサービスは、別料金となっている場合がほとんどです。ダンボール箱の支給や、家具の組み立てなどです。これらは自分で行なわなければならないのでお気をつけください。
なお、これらのサービスが付属していることもありますが、その場合は料金がやや高くなります。
参照:一人暮らしの引越しなら赤帽がおすすめ?費用を業者と比較しました
単身パックに付属しないことがあるサービス
以下のようなサービスは、単身パックには付属していない場合があります。
・ダンボールなどの梱包材の支給
・家具の組み立て、洗濯機やテレビの取り付け(指示された場所に置くまではOK)
・過疎地や島しょ部への運送(業者によってエリアの制限あり)
・引越し荷物の運送保険
(補償限度額が通常の宅配便の範囲内となっていたり、保険料が別料金の場合あり)
(運送保険が付いていることもあるが、引越し費用が2割程度アップする)
なお、これらのサービスをオプションで付けられる業者もあります。
「普通の単身パックには付いていないけど、このサービスが欲しい!」
という場合は、そういったオプションのある業者を選びましょう。上手く選べば、通常の引越しよりも費用を安く抑えた上で、満足度の高い引越しができます。
ただし「洗濯機の取り付け」は、なるべく引越し業者にお願いするようにしましょう。
引越しに慣れていてコツを心得ている方は良いのですが、引越しに不慣れな方や、力の弱い女性などは、水栓ホースの取り付けが甘くて、水漏れ事故を起こしてしまう可能性があります。
賃貸で水漏れ事故を起こすと、自分の部屋だけでなく、周囲の部屋にまで被害が及びます。もしも火災保険などでカバーできない場合は、安くて数十万円、高くて百万円超の賠償責任が発生することがあります。くれぐれもお気をつけください。
また、高価な家具や家電製品などがある場合は、運送保険を付けるか、補償の手厚い通常の引越しプランを選んだ方が良いでしょう。
一人暮らしの引越し費用の相場は?
以下のような相場となります。正確な料金は、荷物の量・引越す日程・時間帯などによって変わるので、実際に見積もりしてもらいましょう。
単身パック:全国エリア(一部未対応の地域もあり)
大手運送会社K・・・11,000円~
大手運送会社N・・・15,000円~
小型トラック運送業者A・・・13,500円
(トラック1台、ドライバー1名、作業時間2時間以内、走行距離20km以内、土日祝は2割アップ)
※すべて2017年3月23時点
通常ブラン:同一市内の引越し(~15㎞)
1万円台後半~5万円(平均3.5万円)
通常ブラン:同一県内の引越し(~50㎞)
2万円台前半~6万円(平均4万円)
通常ブラン:県外への引越し(50㎞~)
3万円~7万円(平均5.3万円)
通常プランの引越しの相場は、安めに済んだ場合です。荷物の量、サービスなどのオプション、繁忙期の引越しなどによって上限は天井知らずと言ってもよいので、予算には余裕を持っておきましょう。
特に引越しシーズンの繁忙期には、通常の1.5~2倍もの料金になることもあります。さらに、距離が遠くなれば遠くなるほど高くなるので、一括見積もりなどで相場をよく確認した上で、安くてお得な業者を選びましょう。
引越しの費用はどうすれば安くなるの?
引越し費用を安くしたい場合は、以下のような工夫をしてみてください。
荷物の量を減らす
一番現実的な方法です。新しい住居に合わない家具やインテリア、押入れやクローゼットに収納したきりの物などは、なるべく処分してしまいましょう。また、粗大ごみや資源ごみなども、早めに回収に出すようにしましょう。
ただし、必要な物まで処分してしまっては本末転倒です。要・不要は慎重に判断して、「後で買い直すことになってしまった……」などということのないようにしましょう。
自分で運べる荷物は自分で運ぶ
引越し先が近所の場合におすすめです。
徒歩や車などで運べる物は、自分でどんどん運んでしまいましょう。
引越し業者が暇な時期、または人気のない時間帯に引っ越しをする
これは定番の節約テクニックです。
引っ越しに慣れている人は、以下のような時間帯や季節は避けるようにしています。
・午前便(朝のうちに引越しを開始できるプラン)
・土日祝日
・2~4月、7~9月などの進学、就職、転勤シーズン
これらは多くの人にとって都合が良い、または変えることができない予定のため、引越しが集中して、業者の見積もりも高くなってしまいます。
もしも可能なら、これらの時季や時間帯はなるべく避けることをおすすめします。
ですが、人気の時季や時間帯でも、
「急なキャンセルが入った」
「荷物の運送がメインの業者が、たまたま引越しの仕事を入れたかった」
などの理由で安くなることがあります。
主に直前の見積もりや、日程まで業者におまかせする「フリー便」の場合ですが、時間に余裕がある方は考えてみても良いかもしれません。
一括見積もり、相見積もりをする
これは鉄則です!
引越しの費用は業者間の競争で決まるので、1社だけでなく、なるべく多くの引越し業者に見積もってもらいましょう。単に高い/安いを比べるだけでなく、本命の引越し業者との交渉にも使うことができます。
「他社はこのくらいの見積もりだったけど、同じくらいになりませんか?」
と話してみましょう。
なるべく多くのお客さんが欲しい引越し業者は、ディスカウントしてくれるかもしれません。
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さいごに
一人暮らしの引越しの費用は、工夫によって安くできます。夫婦や家族の引越しに比べて荷物が少ないため、単身パックをはじめとした、様々なお得なプランを使うことができます。
まずは引越し費用を安くするポイントを押さえてから、複数の業者に見積もりしてもらいましょう。そうすれば、あなたの望むスタイルでリーズナブルに引越すことができます。荷物の量や移動距離などを把握して、ご自分に合ったプランと業者を選びましょう。
参照:一人暮らしの引越し業者の選び方とは?失敗しないコツを解説
参照:ワンルームで一人暮らしの引っ越し費用の相場はいくらくらい?
参照:大学進学で他県に引っ越しする際の手続きは?安く引っ越しするにはどうしたらいい?
参照:ミニ引越しプランの料金は?サービスは単身パックとどう違うの?
参照:荷物が少ない単身者の引越し費用は?安く引越しするコツとは?
参照:一人暮らしの引越しで宅急便や宅配便の料金相場は?単身パックより安いの?
参照:一人暮らしの引越しでゆうパックの費用の相場は?単身パックより安いの?
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