「単身パックで引っ越しを予定しているけど、家電って運んでもらうことは可能なの？」
「単身パックの引っ越しだと冷蔵庫や洗濯機ってどうしたらいいの？」
何て疑問はありませんか？
一人暮らしをしている人の引っ越しにはいろいろなケースが考えられます。
家具家電付きの物件に住んでいる方は、荷物と言ってもそのほとんどが段ボールとなり、場合によっては宅配便などを利用した引っ越しも可能になります。
しかし、一人暮らしの期間が長く、冷蔵庫や洗濯機など一通りの大型家電が揃っている引っ越しの場合は、それこそ単身向けのプランでも荷物が載りきらないケースも考えられます。
今回はある程度荷物が揃った単身者の引っ越しについて考えてみましょう。
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目次
単身者が持っている家電製品の主なサイズ
一人暮らしをしている方の中には、引っ越し費用を抑えるためにも引っ越しの時に「単身パック」を利用する方が多いかと思います。
そこで単身パックに家電製品がどの程度載るのか？ 一人暮らしの人が使用している家電製品の一般的なサイズを元に考えてみましょう。
冷蔵庫
一般的に一人暮らしサイズの冷蔵庫となると、100～150L程度のサイズが中心になるかと思います。
例えば110L、2ドアの冷蔵庫で幅50×奥行50×高さ110cmあたりが一般的なサイズといえます。
150Lで2ドアですと、幅50×奥行60×高さ130cm程度。
いわゆる単身パックでも、大きめのサイズのカーゴを使用しているプランであれば問題なく載るでしょう。
小さめのカーゴを使っているプランですと、サイズによってはというところでしょう。
⇒引越しで「洗濯機だけ」「冷蔵庫のみ」の料金はどのくらいかかる？
洗濯機
一人暮らしの家にある洗濯機のサイズを考えると、洗濯容量が4～5kgというのが一般的。
またドラム式は基本的に容量の大きいものが中心となりますので、上部にフタのあるタテ型であることが一般的でしょう。
4～5kgでタテ型の洗濯機の一般的なサイズは、幅55×奥行60×高さ90cm程度。
一般的な単身パックのカーゴには十分収まるサイズといえます。
テレビ
薄型、フレームレスが増えてきたテレビの場合問題となるのは横幅です。
一人暮らしの場合、テレビのサイズで多いのは20～30V型程度が多いでしょう。
仮に32V型の場合、一般的なサイズは幅80×奥行60×高さ20cm程度（スタンド込み）。
比較的幅の狭いサイズのカーゴを利用している単身パックの場合、幅が74.5cm程度のカーゴもあり、その場合は少々載せるのに工夫が必要になります。
⇒単身パックの引っ越しでテレビは運んでもらえる？梱包はどうするの？
⇒引っ越しで大型テレビだけだと費用はいくら？梱包はどうするの？
電子レンジ
よほど料理好きでもない限り、一人暮らしの家にある電子レンジはオーブン機能やスチーム機能などはついていないシンプルなものが多いでしょう。
シンプルな電子レンジで、庫内容量が20L程度と考えると、一般的なサイズは幅35×奥行40×高さ25cm程度。
もちろん電子レンジ単体であれば何も問題なく単身パックのカーゴに載ります。
炊飯器
一般家庭で使う炊飯器は5.5合炊きが中心となりますが、一人暮らしとなると3合炊きが一般的でしょう。
外観の大きさは大きく変わりませんが、3合炊きのモデルですと、幅25×奥行35×高さ20cm程度になります。
単身パックに載せられる家電セット
家電製品もそれぞれ単体で考えれば、ほとんどの家電製品が載せられるということになります。
ただし、セットで載せようと思うと少々難しい組み合わせも。
例えば冷蔵庫と洗濯機。
それぞれの幅が50cm程度であれば、幅100cmを超えるカーゴに並べて載せることは理論上は可能です。
ただし家電製品を運ぶ際は、引っ越し業者が傷防止の梱包を行います。
家電製品のサイズは計算上入るとしても、梱包材を含めたサイズでは入らないということも。
自分でサイズを想定する場合は、梱包材の分も含め5cm程度の余裕を持って想定しておきましょう。
もちろんそれだけ場所を使いますので、他の荷物に関してはある程度減らす必要があります。
この2つが載せられれば、あとはテレビを載せて、炊飯器や電子レンジは洗濯機や冷蔵庫の上に重ねることで載せることができるでしょう。
ただし、これだけ載せてしまうと段ボールは数個載るかどうかのレベルになります。
また、ふとん袋がある場合段ボールは載せるスペースがないというケースも。
そういった場合はどうすればいいでしょう？
家電セットを運ぶ時の単身パックの上手な利用法
単身パックは単身者の引っ越しにおいて、費用を大幅に節約できる便利なプランです。
できるのであればこのプランを利用して引っ越しをするのが、費用面では最善の方法といえるでしょう。
しかし、家電セットと段ボールの荷物が単身パックに載りきらない場合はどうすればいいでしょう？
単身パックを2つ発注する
単身パックは何も1つしか依頼できないということはありません。
もちろんトラックをチャーターした場合の費用と比較は必要ですが、場合によっては単身パックを2つ依頼したほうが安くなるケースも。
例えば単身パックにサイズがいくつかある場合など、大きなパックと小さなパックを依頼すると荷物がきっちり載せきれることがあります。
段ボールは宅配便で送る
単身パックのカーゴには、家電製品や布団袋など大きな荷物だけを載せて、段ボールの荷物に関しては宅配便で送るという方法もあります。
宅配便はまとめて送ると割引があったりとお得な輸送方法です。
そのかわりに送るものには大きさや重さなどある程度制約がありますので、その制約の範囲内のものは宅配便でまとめて送り、宅配便では扱えない家電セットを単身パックに載せる方法も選択肢の一つでしょう。
⇒一人暮らしの引越しで宅急便や宅配便の料金相場は？単身パックより安いの？
家財宅配便を利用する
例えば冷蔵庫を単身パックに載せたら洗濯機が載せられないケースや、テレビが載せられない場合など、載せきれない家電製品が1つ2つある場合は、家財宅配便を利用する方法もあります。
家財宅配便とは、引っ越し業者や宅配便業者が、大型の家具や家電製品を運送してくれるサービスです。
例えばヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」を利用して、冷蔵庫を東京から大阪まで運ぶとします。
冷蔵庫のサイズは上で触れた110Lの平均的なサイズ、幅50×奥行60×高さ130cmとします。
この場合の冷蔵庫の運送料金は8,050円。
ただし家財道具を宅配便で送る場合、1つずつ料金がかかりますので、できるだけ数を減らすようにしましょう。
家電セット持っている引っ越しについて
何度も触れていますが、単身パックは非常にお得な引っ越しプランです。
もちろんその単身パックに載せきれるように荷物を減らすのも有効な手段です。
断捨離を行うなどの方法もありますが、それでも一つの単身パックに載りきらないのであれば、宅配便や家財宅配便、単身パックを複数利用などの方法も検討しましょう。
もちろん単身パック1つで荷物を運びきれない場合は、どの程度費用がかかるかを考える必要があります。
また、単身パックのカーゴは業者によってサイズが違います。
単身パックのサイズの確認や、単身パックを利用した場合とトラックをチャーターした場合の料金比較など、業者とプラン選びにはかなり労力がかかります。
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関連記事になります。合わせてご覧ください。
⇒引っ越しの単身パックの料金相場など徹底比較。ヤマト、日通などまとめ
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
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