「引っ越す時って運転免許証の住所変更は必要なの?」
「運転免許証の住所変更ってどうしたらいいの?」
なんてあなたは思っていませんか?
引越しの時、住民票など役所関係の手続きを忘れる人はほとんどいませんが、運転免許証の住所変更を忘れてしまう人は意外に多いものです。
この記事では、
- どこで住所変更手続きをするのか
- いつまでに手続きをしないといけないのか
- 必要な書類は何か
- 費用や時間はどのくらいかかるのか
などについて詳しく解説します。
運転免許証の住所編子手続きをする方は是非ご覧ください。
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目次
運転免許証の住所変更は必ずしないといけないものなの?
引越しに伴う運転免許証の住所変更手続きは、法的に言えば「やらなくてはならないもの」となります。
しかし、各警察署のホームページを確認しても「速やかに手続きを行うこと」としているだけで、法的に罰せられる、罰金がある等ペナルティについての記載は一切されていないというのが現状です。
そのため、住所変更手続きを忘れてしまってもそのままにしてしまう人が多くなっているようです。
住所変更をしないとどうなるの?
運転免許証の住所変更を忘れても特にお咎めもないからといって、そのままにしておくことはおすすめできません。
というのは、運転免許証は公的に証明能力を持った書類の一つであり、さまざまな場面で本人であることを証明する身分証明書となりうるものだからです。
その意味から、運転免許証の記載事項に変更があってもその手続きを行わない場合は「公正証書原本不実記載」という罪を犯していることになるのです。
証明能力を失う
銀行での口座開設をはじめとする各種手続きや役所で書類を取り寄せる際など、あらゆる場面で身分証明書としての役割を果たしている運転免許証ですが、引越した際に住所変更をしていないとその証明能力を失います。
顔写真がついているので本人だという証明はできますが、現住所が記載されているものと異なるため、身分証明書としての効力を失っていると言わざるを得ません。
免許更新のお知らせが来ない
免許証の有効期限が近づいてくると、「運転免許証更新のお知らせ」の葉書が自宅に郵送されてきます。
郵便物の転送届けを郵便局に提出しておけば、1年以内なら転送されて引越し先に届けられますが、その期間を過ぎると旧住所宛に郵送された郵便物はあて先不明として発送者に戻されてしまうことになります。
つまり、引越しをしてから1年以上経過するのに運転免許証の住所変更をしていない場合は、更新のお知らせが届かない可能性が高くなるので更新し忘れに注意が必要で、それを避けるためには運転免許証の住所変更を行うか、郵便物転送の手続きを再度行う必要があります。
警察に捕まったとき
運転免許証の住所変更を忘れている期間中に、たとえばスピード違反などで警察に捕まった場合は免許証の提示を求められます。
しかしここで住所変更がされていないとわかったとしても、口頭で「早めに住所変更をするように」と促されるだけで特に大きな問題とはなりません。
ただ、反則金を支払わない、出頭しないなど逃げようとした場合、運転免許証の住所変更がされていないことを理由に「逮捕」に発展してしまう可能性はゼロではありません。
運転免許証の住所変更について
引越し時の運転免許証の住所変更は忘れてしまっただけでなく、そのやり方がよくわからない、小さな子供がいて行けない、仕事が忙しくて時間が取れないなどさまざまな理由が考えられます。
そういった人のために、いろいろな手続きの仕方や方法が用意されていますので、紹介してみます。
どこで住所変更の手続きをするの?
運転免許証の住所変更手続きは、住所地を所轄する警察署または運転免許試験場、免許更新センター等で行えます。
自治体によっては免許更新センターが存在しない・免許更新センターでは手続きをしないなど若干の違いが見られることもありますが、住所地を所轄する警察署や運転免許試験場で行えるという点はどの自治体でも共通しています。
いつまでにしなければいけないの?
住民票のように「引越し後○日以内に手続きをしなければならない」というような規定はありません。
どの警察署のホームページで確認しても「記載事項の変更が生じたら《速やかに》変更手続きを行ってください」とあるだけですので都合のつく時で良いと言えますが、身分証明書として利用している場合には、早めに手続きをしておいたほうが無難です。
土日祝日でも手続きは可能なの?
警察署および運転免許試験場などは公的機関となるため、土日祝日は業務を行っていません。
ですので、運転免許証の住所変更手続きも行えません。
◎受付日:月曜日~金曜日(土日、祝祭日、年末年始の休日を除く)
◎受付時間:《午前》8:30~12:00 《午後》13:00~17:15
受付可能な曜日および時間は上記のようになりますので、この範囲内で手続きを行う必要があります。
住所変更手続きで必要な書類は何?
運転免許証の住所変更に必要な書類および持ち物は、引越し先の自治体によって扱いが若干異なる場合があります。
たとえば千葉県などは、他の都道府県からの転入者の住所変更時には顔写真が必要とする場合がありますが、神奈川県など多くの自治体ではこうした扱いはあまり見られていません。
このように、自治体によって若干の違いが見られる場合がありますので、事前に各警察署のホームページなどで確認しておく必要があります。
運転免許証
住所変更を行おうとする運転免許証です
運転免許証記載事項変更届
警察署の窓口に用意されています
新住所が確認できる書類
- 新住所の住民票の写し(原本)…本籍の変更も行う場合は、本籍の記載があるもの
- 健康保険証
- 新住所に届いた郵便物や水道光熱費の領収書など
- マイナンバーカード
- 身分証明書
…これらのうち1通
顔写真
多くの自治体では不要としていますが、必要な自治体もあります。
サイズは3×2.4センチが一般的で、撮影後6ヶ月以内のものが基本です。
代理人でも手続きは可能なの?
どうしても自分で手続きに行けない場合でも、多くの自治体では代理人による手続きを行うことができます。
ただし、自治体によっては手続き可能な代理人の範囲に若干の違いが見られる場合もあります。
たとえば、代理人による手続きに必要な書類に「住民票」がありますが、《本人と代理人が併記されたもの》という指定がある自治体では、同居の家族や親族等でなければ代理人として手続きを行えないということになります。
代理人の手続きで必要な書類は何?
代理人が運転免許証の住所変更を行う場合、本来とは異なる持ち物が必要になります。
また、委任状は必要ありません。
代理人の身分を証明できる書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民票の写しの原本(東京都の場合は本人と代理人が併記された住民票の原本が必要)
- 年金手帳
- 学生証
- パスポート
- 社員証
…これらのうち1通
住所変更手続きの費用はかかるの?
運転免許証の住所変更手続きは、無料で行えます。
車庫証明のように印紙代などがかかることは一切ありません。
手続きにかかる時間と流れは?
運転免許証の住所変更にかかる時間は、混み具合にもよりますが、だいたい15分程度です。
すいていれば10分足らずで完了する場合もあり、時間のかかる手続きではありません。
手続きの流れ
1.運転免許証記載事項変更届の作成
警察署の窓口に備え付けてあるのでもらい、記載台の見本にしたがって変更となる部分の記入を行います。
2.受付に提出
免許関連の窓口に住民票など必要書類と一緒に提出し、呼ばれるのを待ちます。
3.受け取り
免許証の裏側に記載事項の変更があった部分について、新しい記載が行われます。
それを確認し、受け取って終了です。
引越しと運転免許証の更新日が近いけど一緒にはできないの?
引越しと運転免許証の更新日が近い場合、これらの手続きを同時に行うことができます。
ただし、運転免許証の有効期限内であり、かつ引越しが完了し、住民票の異動ができていることが条件となります。
仮に住民票の異動が完了していない状態でこれらの手続きを行ってしまうと、旧住所地のままで運転免許証が更新されますので、住所変更は行えていないということになってしまいます。
そうした事態を避けるためには、引越しをしたらまずは役所で住民票の異動を行い、その場で住民票を1通取得、それから警察署へ行き運転免許証の更新手続きを行うようにします。
こうすれば運転免許証に関する手続きは、更新も含めて1度で済むので効率的です。
単身赴任の場合は住所変更手続きと住民票はどうなるの?
単身赴任の場合は、住民票を異動する必要がありません。
住民票は本来、生活の拠点・本拠地となる場所におくものとされており、単身赴任の場合は一定期間経過ののち元の家に戻ることが前提となっていますので、生活の本拠地、拠点には変更がないとみなされます。
そのため、単身赴任の場合は住民票を移さなければならない対象からは外れることとなります。
また、同時に運転免許証も同様の理由により、必ず住所変更する必要はありません。
更新の時期に来た場合も元の住所のまま更新を行えば良いだけです。
ただし、更新の場合は元の住所地へ出向いて手続きをしなければならないため、休み等を利用して一時帰宅した際に家族に依頼しておくなどする必要があります。
さいごに
引越しに伴う運転免許証の住所変更手続きは、身分証明書として利用していない人にとってはあまり重要なものとして認識されていない傾向が見られます。
別に何かペナルティがあるわけじゃないし…と軽く考えがちですが、厳密に言えば法的には違反となる上に、あまり知られていませんが罰則規定も存在しています。
こうしたペナルティ以前に、もっと怖いのは車の運転中に事故などを起こした際です。
身分がわからず持ち物で判断された時、現住所が書かれていなくてどこの誰なのか判明するのに時間がかかった…などという悲劇が起こらないとは言い切れません。
住民票1枚、料金は無料、わずか15分程度で済む住所変更手続きです。
身分証明書として利用している・いないに関わらず、運転免許証の住所変更はしておいたほうが万が一の時にきっと役立つと言えるでしょう。
関連記事になります。合わせてご覧ください。
⇒バイクの引越しの住所変更手続き。原付と普通と大型バイクで違ってきます
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