「東京から福岡に引っ越し予定だけど費用ってどのくらいかかるの?」
「東京から福岡への引っ越しで安くする方法ってある?」
その様なことを考えていませんか?
「一度住んだら他の場所には住めない」との声も多い福岡県。
九州一の大都市・福岡市を抱え、多彩な文化があり、おいしい食材が豊富な県です。
今回は東京都からそんな福岡県への引越しについて家族構成別の費用相場や安く引っ越しをする方法などを解説します。
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目次
東京都と福岡県の距離
東京都から福岡県へ陸路(自動車)を使って移動することはあまりありませんが、引越しということを考えると、やはりまずは陸路での距離と所要時間を考えてみたいと思います。
福岡県は大きく4つの地域に分けられますので、それぞれの地域を代表する都市への移動距離を測りました。
福岡地域(福岡市)までの距離
福岡県の北西部に位置する福岡地域。
東京都から福岡市まで自動車で移動することを考えると、東名高速→新東名高速→伊勢湾岸道→新名神→名神→中国自動車道→山陽自動車道→広島岩国道路→山陽自動車道→中国自動車道→九州自動車道といった順番で有料道路を乗り継ぎようやく福岡ICにたどり着きます。
移動距離は東名高速東京ICから1,062km。
東名高速ではなく中央高速を使っても距離はほぼ同じとなります。
走行時間はおよそ13時間30分ですが、これは休憩なしで算出した時間。
休憩時間も考慮に入れると、15~16時間はかかるでしょう。
筑後地域(久留米市)までの距離
福岡県に南西部に位置し、佐賀県・熊本県にも近い久留米市。
周辺の八女市、柳川市、小郡市などが目的地の方も参考になるかと思います。
移動ルートは福岡市と同じですが、距離は1,101km、移動時間は16~17時間前後となるでしょう。
筑豊地域(飯塚市)までの距離
福岡県の中央部に位置する飯塚市は、福岡県内でも4番目に人口の多い市になります。
この飯塚市を中心とする筑豊地域には、直方市、宮若市などが含まれます。
東京都から飯塚市を目指す場合は、九州自動車道で福岡ICまで行かず、手前の八幡ICを降りることになります。
移動距離はおよそ1,050km、移動時間はやはり15時間はかかるでしょう。
北九州地域(北九州市)までの距離
福岡県はもとより、本州から九州地方への入り口となるのが、福岡県北東部に位置する北九州地域。
その中心にある北九州市は、政令指定都市に指定されている大都市です。
さらに周辺の行橋市、豊前市、中間市なども北九州地域に含まれます。
北九州市の中心部、小倉駅周辺までの距離はおよそ1,000km。
福岡県の中では一番東京に近いとはいえ、それでも1,000km。
東京から名古屋までの約3倍、東京から京都までの距離の約2倍となります。
移動距離はやはり14時間ほどかかると思ってください。
東京都から福岡県への引越しでかかる日数
移動距離や時間を見ていただければ分かる通り、東京都から福岡県への引越しは、さすがに1日で終わらせることは不可能と言い切っていいでしょう。
トラックをチャーターして引越しをするとしても、東京で荷物を搬出して、翌朝福岡県の新居に荷物を搬入するのが最短でしょう。
では続いて費用に関してチェックしてみましょう。
東京都から福岡県への引越し費用相場
1,000kmを超える引越しとなる東京から福岡への引越し。
その費用をまずはトラックをチャーターする通常のプランで考えてみたいと思います。
単身者の引越し
単身者の引越しでチャーターするトラックは、軽トラックか2tトラックでしょう。
ただし、長距離を走る必要がありますので、軽トラックでは運転する方にかなりの負担がかかります。
たとえ軽トラックで収まる荷物の量でも、2tトラックを用意する業者がほとんどでしょう。
気になる費用はおおよそ100,000円前後。
どれだけ荷物が少なくても、1,000kmを走ることを想定すれば、2tトラックに作業員2名が最低ラインでしょう。
2人の2日分の日当、高速料金、ガソリン代、トラックを2日間チャーターする料金と考えれば、やはりこの程度の金額になるかと思います。
2人家族の引越し
2人家族の引越しとなると、トラックは2t、2tロング、3tあたりになるかと思います。
作業員は荷物の量次第ですが恐らく2~3名。
そう考えると引越し費用は120,000円程度が相場と考えられます。
作業員3名のケースではもう少し高くなり、おそらく150,000円前後ではないでしょうか。
4人家族の引越し
4人家族の引越しはいろいろなケースが考えられます。
まず使用するトラックは恐らく4tトラック。
しかし、物件周辺の道路事情によっては、4tトラックが進入できず、2tトラック2台という可能性もあります。
長距離の引越しにおいてこれは重要な問題。
日本中の各都市に支店を持つ引越し業者の場合、トラックを運転するメンバー以外は、東京と福岡で作業員が変わるケースがほとんど(東京での搬出作業は東京支店の作業員、福岡での搬入作業は福岡支店の作業員)ですが、トラックが1台か2台かで、ドライバーの人数が変わるからです。
4tトラック1台の場合、引越し作業に4名と引越し作業に参加しない運転専門の作業員1名の5名体制になるケースが基本となります。
引越し作業をした人間が、長時間の運転となると事故のリスクが高まりますので、東京から出発してしばらくは運転専門の作業員が運転し、その間引越し作業を行った運転担当者は休憩をします。
運転専門の作業員に疲れが出る前に、休養十分の作業員が運転を交代するというローテーションが基本となります。
これが2tトラック2台となると、運転専門作業員が2名となりますので、当然費用も高くなるわけです。
4tトラック1台の引越しで費用相場は200,000円から。
2tトラック2台になる場合は250,000円からと考えれば大きなズレはないでしょう。
東京都から福岡県への引越し費用を安く抑える方法
上の費用はトラックをチャーターした場合の相場です。
基本的には通常期の費用相場ですので、繁忙期(3~4月など)はこの1.5倍程度の費用が掛かるでしょう。
反対に閑散期(1,6,12月など)であれば、0.8~0.6倍程度の費用に抑えることができます。
では、根本的に費用を抑える方法はあるのでしょうか?
ケース別に費用を抑える方法を考えてみましょう。
荷物が少ない単身者の引越し費用を抑える方法
単身者の場合は荷物の量次第でいくつかの選択肢が考えられます。
まずは、大画家の家具や家電製品がなく、段ボールだけでの引越しの場合。
東京の大学から福岡の会社の寮に引越すケースや、福岡の実家に戻るケース、東京から福岡の家具・家電付き物件に引っ越すケースなどが考えられます。
こういった場合は宅配便で荷物を送るという方法が使えます。
段ボールの荷物だけの場合は、宅配便業者の「複数荷物まとめ便」を利用し、新居に荷物を届ける方法がおそらく最安値。
仮に一般的な引っ越し段ボールである120サイズの段ボール10個をまとめて福岡に送るとすると、9,000~10,000円程度で送ることができます。
この方法のデメリットといえば、段ボールに入るサイズのものしか送れないことや、荷扱いが引越し業者ではなく、宅配便業者となるため、多少荒っぽくなることでしょうか。
段ボールに入らないような大きな荷物がなく、さらに故障の心配がある精密機器を送る必要がないという条件では非常に安く使えるプランと言えます。
荷物が多めの単身者の引越し費用を抑える方法
生活家電や家具がある場合は宅配便というワケにはいきません。
もちろん、宅配業者に家具家電を運んでもらう方法はありますが、その場合は1点10,000円程度の費用がかかります。
家具や家電が数点という方にはいいかもしれませんが、あまり数を頼むとかえって高額になるケースも考えられます。
荷物が多い場合にまず検討したいのが、各引越し業者が展開する「単身パック」の利用です。
この単身パックは業者指定のカーゴに載せられるだけ荷物を載せて運んでもらうプラン。
一人暮らし用の冷蔵庫や洗濯機なども掲載できるカーゴなので、これが使用できる荷物量の方にはオススメです。
単身パックで東京都から福岡県へ引越した場合の料金相場は30,000~35,000円程度。
トラックをチャーターする場合の3分の1程度で済みますのでおすすめです。
2人家族の引越し費用を抑える方法
2人家族となると単身パックも利用できません。
裏技的に、単身パックを2便利用するという方法もなくはないですが、2人暮らしとなると冷蔵庫や洗濯機などはファミリーサイズであるケースもあり、そうなると単身パックのカーゴには載せることができませんので、誰でも使える方法ではありません。
それでも安くしようと思えば、フリー便の利用という方法があります。
フリー便とは、朝イチから引越しを一度済ませたトラックと作業員に仕事を依頼する方法。
1日で済む引越しの場合、午後フリー便を利用するとその日のうちに引越しが終わらない危険性がありますが、東京都から福岡県への引越しの場合、どのみち2日がかりですから、午後フリー便を選んでもあまり影響はないでしょう。
フリー便を利用した場合、費用は通常の3割引き程度で引越しできるはずです。
さらに安くする方法としては、「帰還フリー便」の利用があります。
これは福岡県から東京都に引越ししたトラックが、福岡県に戻るのを利用して引っ越しをするという方法です。
この帰還フリー便が利用できれば、引越し費用は4割引き~5割引き程度で引越しできるでしょう。
ただし、この帰還フリー便はよほどタイミングが合わなければ使えない部分もありますので、引越し業者に依頼する時に聞いてみて、あれば利用するくらいの感覚がいいでしょう。
4人家族の引越し費用を抑える方法
4人家族の引越し費用を安くするには、前述の「フリー便」の利用がまず考えられます。
フリー便以外には「コンテナ便」の利用もおすすめです。
「コンテナ便」とは貨物列車などでみかけるようなコンテナに引越し荷物を積み込むというもの。
詳細は後述するとして、費用相場としては通常のチャーター便の半額かそれ以下で済むかと思われます。
長距離引越しに最適なコンテナ便とは?
コンテナ便で使用されるコンテナのサイズは業者により様々ですが、一般的なサイズは12フィートサイズ(内寸:高さ2.247m×幅2.325m×長さ3.647m)になります。
数字から想像するのは難しいところですが、イメージとしては四畳半(幅2.73m×長さ2.73m)と同じくらいと捉えていただければ問題ないでしょう。
このサイズに入るだけ荷物を詰めて運んでもらう形になりますが、運搬方法は「JR貨物」、「船便」、「航空便」が基本となります。
コンテナ便を利用した場合のメリットは、移動の大部分が列車や船になるため、費用を抑えることができること。
費用の面で考えれば、通常のチャーター便の半額以下になることも少なくありません。
デメリットは日数がかかること。
貨物列車にしても船便にしても、一件の引越しのために予定を組んではいません。
あくまでも運行状況に合わせての運搬となりますので、運搬に日数がかかることになります。
東京都から福岡県の場合、JR貨物を利用して約3日、船便で約4日かかりますので、日程に余裕がある方でないと難しい面があります。
さらに、荷物の積み下ろしの回数が増えますので、荷物の損傷や故障の可能性は増えるといえるでしょう。
コンテナ便の依頼方法
コンテナ便の依頼方法としては、JR貨物に直接依頼する方法と、引越し業者に依頼する方法があります。
それぞれの方法を確認しておきましょう。
JR貨物に依頼する方法
JRの貨物列車は、企業などの大口運搬専門ではありません。
引越しに限らず個人が利用することも可能です。
JR貨物に依頼する場合は、直接JR貨物に連絡する形になります。
引越しの手順としては、JRと提携している配送業者が旧宅まで荷物を引き取りに行き、引き取った荷物をJR貨物に積み込みます。
その貨物を列車で運び、新居の最寄りとなる貨物駅で降ろし、そこから提携する配送業者が新居まで運ぶという形になります。
JR貨物に依頼した場合の特徴としては、値引き交渉ができないことがあげられます。
引越し業者に依頼する方法
引越し業者でもコンテナ便を取り扱っている業者は少なくありません。
引越し業者に依頼した場合、JR貨物が提携の配送業者を使っていたのに対し、その部分を引越し業者が請け負うことになります。
メリットとしては、配送業者と違って引越しのプロが運搬や積み下ろしを行いますので、JR貨物に依頼するよりは信頼度は高いといえます。
また、引越し業者が担当する部分に関しては値引き交渉も可能ですし、荷造りや荷解きなど、引越し業者独自のサービスを受けることも可能です。
デメリットは引越し業者が間に入りますので、やはり多少なりとも費用が高くつくということでしょう。
車やペットの搬送は?
長距離引越しで問題となるのは、車やバイクといった、引越しトラックに乗らないものの搬送です。
そんな荷物やペットの運び方を考えてみましょう。
まずは家族の一員でもあるペットから。
ペットはもちろん種類によりますが、犬や猫の場合は専門の搬送業者に依頼する方法があります。
東京から福岡まで陸路で運ぶとおよそ100,000~120,000円程度。
ゲージを自分で用意する必要がありますが、空路での輸送ですと40,000円程度になるかと思います。
ペットに関しては、長時間の輸送はストレスになります。
可能であれば空輸をオススメします。
車の輸送に関しては、もちろん自力で運転をしていくという方法がまず思いつきます。
ただし、上でも触れた通り、東京から福岡まではおよそ1,000kmの長距離です。
自動車を運転していくにしても1日がかりの作業となり、しかもかなりの体力を必要とします。
また東京から福岡までの有料道路の料金はおよそ22,000円程度。
これにガソリン代およそ12,000円が加わりますので、車にかかる費用だけで34,000円程度。
これに運転者の食費などがかかりますので、40,000円程度の予算がかかります。
車やバイクの輸送に関してはフェリーという方法もあります。
東京からですと、北九州や門司港への定期便もありますので、時間に余裕がある方はフェリーという選択肢も考えてみてください。
フェリーの費用はおおよそ50,000円程度。
ただし時間は2日半ほどかかりますので、時間に余裕があればということになります。
東京から福岡への長距離引越しは?
長距離引越しに関しては、まずは日程に余裕を持つことが重要となります。
一番早いチャーター便を利用しても2日がかりは間違いありません。
しかもこれは最短の想定。
引越し日が週末や連休に重なるようですと、高速道路の渋滞などに巻き込まれ、荷物の到着が大幅に遅れる可能性も。
そんなアクシデントも考慮に入れ、とにかく日程に余裕を持つことが大事になります。
さらに引越しの費用を抑えるのであれば、もっと日程に余裕を持ち、コンテナ便を利用するのがオススメ。
家族の引越しの場合、荷物はコンテナ便で、家族は飛行機で、家主は車とともにフェリーでというのが最安値の方法でしょう。
とはいえ、長距離の引越しにはいろいろな方法が存在するのは間違いありません。
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