「引越しで熱帯魚の水槽を運びたいんだけどどうしたらいいのだろう?」
そういう悩みはありませんか?
何でも運んでくれる引越し屋さんですが、熱帯魚の水槽はどうなのでしょうか。
また自分で水槽を運ぶ場合の注意点はどういうところでしょうか。
その様な疑問について解説していきたいと思います。
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目次
熱帯魚の引越しは一般の引越し業者に断られることがある
引越し業者は基本的に国土交通省が定めた「標準引越運送約款」に則って引越し業務を行っています。
この約款の4条に「動植物は引越運送の引受けを拒絶することがある」という条文があり、この条文からほとんどの業者は動植物の運送を拒絶する傾向にあります。
これはもちろん動植物の健康状態に配慮したものであり、運送作業中にケガや病気にかかる可能性を考慮しての判断です。
ただし、観葉植物などの植物の場合、依頼者から「運送中に葉が落ちたり、枝や幹が折れても問題ありません」という一筆を貰えれば運送してくれる業者がほとんどです。
しかし、動物となるとほとんどの業者が運送NGになることも多いです。
犬や猫などの場合はケージに入れて飼い主が自身の手で連れて行ってあげるのがベストですが、これが熱帯魚となるとなかなか難しい作業になります。
しかし、熱帯魚専門の引越し業者なら運んでくれることは可能です。
このことについては後ほど解説します。
まずは熱帯魚の水槽の引越し手順などを考えていきましょう。
水槽の引越しは大仕事
熱帯魚は環境の変化に非常に弱い生き物です。
これは飼っている方は重々承知でしょうが、この環境の変化に弱い熱帯魚を引っ越そうとすれば、かなり入念に準備をする必要があります。
しかも細かい作業に関しては様々な方法があり、飼っている魚種により考えなければいけない部分も多々あります。
ここでは基本的なことを紹介しますが、ご自身の飼っている魚、環境によっていろいろ工夫をしてください。
熱帯魚の引越しで、絶対的に守るべきなのは、「熱帯魚に与えるストレスを最低限にし、できるだけ同じ環境をキープできるように配慮する」ということです。
ちょっとしたストレスでも病気になったり、最悪死んでしまうこともあるのが熱帯魚。
そんな熱帯魚に負担をかけない方法を考えましょう。
水温だけではなく水自体を
熱帯魚が水温の変化に弱い生き物というのは知られた事実ですが、水温だけ合わせればいいというわけではありません。
水中のバクテリアの量や酸素の量など、目に見えないバランスが非常に重要になります。
そこまで合わせるとなると、正直水ごと水槽のまま引越すのがベストですが、それはまず不可能です。
そこでできるだけ環境を変化させない方法を調べてみました。
水槽・熱帯魚・水・水草などにわけて運ぶ
水槽の引越しにおいては、水槽のまま引越すのは不可能ですが、それぞれを分けて運び、引越し先で元の状態に戻すという方法が一般的です。
とはいえ、別に運んでひとまとめにすれば状況が戻るわけでもないのが難しいところ。
できるだけ環境を変えないような、パーツ別に運ぶ方法をみてみましょう。
水草の運び方
水草にも種類はありますが、一般的な方法を。
水草は水槽から取り出し、水で湿らせた新聞紙などにくるんで、ビニール袋に入れて運ぶのがベター。
水分がなくなると水草自体が弱ってしまったり、最悪死んでしまいます。
死んでしまったら買い替えればいいと思われがちですが、水草にもバクテリアなどが付着しており、水槽環境を整えるのに必須のアイテムですので、できるだけ引越し前と同じ状況を保てるようにしましょう。
水の運び方
水はできるだけ多く水槽から抜き出し、ポリタンクなどで運びます。
この際、電池式のエアポンプなどを入れて、水中の酸素量をキープするようにしましょう。
水槽の運び方
水槽はできれば車などで、自力で運ぶのがベスト。
底に敷いてある砂や小石、ろ材などはできればそのままにし、少し水を残した状態で運べればさらにいいでしょう。
ただし、引越しによっては遠方への引越しや、そもそも車がなく電車で移動ということもあるでしょう。
そういった場合は水槽を空にして、割れないように梱包をして引越し業者にお任せしましょう。
熱帯魚の運び方
熱帯魚自体は前述の通り引越し業者に運んでもらうことはできません。
自力で運ぶ必要がありますが、その際はまず魚運搬用のビニール袋を用意しましょう。
通常のビニール袋に比べて分厚いビニール製のケースで、熱帯魚もある程度の時間元気に過ごすことができます。
専門ショップやネット通販などで購入することが可能ですので調べてみてください。
ビニール袋に入れる水はもちろん水槽の水を使用。
このビニール袋を発泡スチロール製のケースなど、保温性の高い容器に入れて運びます。
この時水温の変化が気になる場合は、カイロや保冷材を使って水温をキープできるようにしましょう。
水の運搬と同様に、電池式のエアポンプで空気を入れることを忘れずに。
ちなみに配送業者でも熱帯魚の運送はほとんど請け負ってもらえません。
唯一可能性があるとすれば「ゆうパック」ですが、こちらも要相談となっています。
熱帯魚引越しの注意点
基本的な作業は上記の通りですが、それぞれの作業に関して細かい注意点がありますので見ていきましょう。
引越しの1ヵ月前から水替えに慣れさせておく
熱帯魚に引越しの準備をさせるために、1ヵ月ほど前から週に1度ほど水槽の水を半分ずつ替える作業をしておきましょう。
熱帯魚もこれである程度「環境の変化」に慣れることができますので、本番のストレスを軽減できます。
保温用のヒーターに注意
水温キープのためにヒーターを使っている方がほとんどかと思いますが、引越し作業をする時はヒーターを切ってから最低10分は経過してから作業を始めましょう。
ヒーターは非常に高温のケースがあり、切ってすぐに作業を始めるとやけどなどをする場合があります。
作業は手際よく
引越しの作業自体も熱帯魚の環境に大きな変化をもたらす行為となります。
作業自体に時間がかかると、熱帯魚にはマイナスでしかありません。
すべての作業を手際よく行うために、必要な物を用意して一気に終わらせるようにしましょう。
引越し前日から熱帯魚は断食
少々かわいそうに思えますが、引越しの移動中は、熱帯魚の棲む水は循環させることができない状態になります。
この水の中で熱帯魚が糞をするようですと、一気に水の状況は悪くなります。
前日から餌を抜いておけば、糞の悩みはある程度解消できることになります。
引越し翌日も断食
さらにかわいそうな気がしますが、引越しが終わったからといきなり餌をあげるのも危険。
どれだけ気を使っても、引越しをした後は多少なりとも環境は変化しています。
ただでさえ空腹な上、環境が変わったストレスを抱えている熱帯魚にいきなり餌を与えると、それだけで体調を壊す可能性があります。
下手に掃除はせず、とはいえ濁さず
大事なのは引越し前後で熱帯魚の棲む環境を変えないことです。
この機会に…とろ材やエアポンプ、フィルターなどの掃除をしてしまうと、元の環境に戻すことが難しくなり、結局熱帯魚にはマイナスにしかなりません。
また、底の砂などが舞い上がり水が濁るとこれもまた悪影響を及ぼします。
難しい注文ですが、汚さず、キレイにせず、そのまま移動させることを念頭に作業してください。
熱帯魚にストレスをかけない裏技
ここから先は「できればベスト」ですが、かなり状況が揃っていないと難しい方法になります。
しかし、これができればかなりいい環境で引越しができますので、できる方にはオススメの方法です。
熱帯魚の引越しを1日ずらす
引越し先で熱帯魚の水槽を設置する場合、他の大きな家具を設置して初めて水槽の設置場所が決まるケースもあるかと思います。
こういった場合は、引越しの日程を1日ずらしましょう。
つまり、引越し作業の日は水槽は引越しせず、引越し先の家具の設置などが終わってから、翌日落ち着いて水槽のみ引越しをする方法です。
この方法を利用する場合は、電気を止めるタイミングや退去の日程など、事前に準備が必要です。
先に水槽だけ作っておく
今度は逆に水槽だけ先に引越しをする方法です。
家に予備の水槽がある場合、その水槽を先に引越し先に設置し、その水槽内に現在使っている水槽内と同じような環境を作っておいてあげる方法です。
現在使っている水槽からある程度の水と、ろ材などを取り出し、引越し先に設置した予備水槽の中に入れることで、近い環境を作り出し熱帯魚を移すことでスムーズに引越し作業を行えます。
ただしこの方法の場合は、予備の水槽が必要だったり、引越し前に何度か引越し先に赴き水の調整をしたりといった作業は必要です。
自力では難しいという方は?
ここまでいろいろ細かく解説してきましたが、この作業をすべて行うのは非常に手間と時間がかかります。
そこで引越しをプロに任せる方法があります。
熱帯魚の引越し専門の業者は、ネットなどで検索すれば出てきます。
引越しが遠距離になる場合、水槽が大きい場合、水槽の数が多い場合などは、こういった業者に相談するのもオススメです。
熱帯魚専門の引越し業者の相場は?
熱帯魚の引越しを行う業者に依頼する場合、気になるのはその料金でしょう。
ここで大まかな相場を調べておきましょう。
ただし、この業種はかなりニッチな業種になりますので、値段やサービスもかなりバラつきがあります。
料金を調べる場合は、サービス内容などもあわせてチェックしてください。
気になる料金ですが、東京大阪間(約600km)でおおよそ4万円程度になります。
この料金がベースで、あとは水槽のサイズ、熱帯魚の種類、匹数などで前後してくると考えてください。
距離による加算減算は、こちらもおおよそですが100km=1万円と考えておけば大きく間違いはないでしょう。
熱帯魚の引越しは大仕事
繰り返しになりますが、熱帯魚はストレスに非常に弱い生き物です。
そんな熱帯魚に引越しには、大きな労力と時間がかかります。
それでも自分で引越しを行うという方は、普段世話になっている熱帯魚専門店などがあればそこで相談したり、ネットなどで情報を集めたりと、引越しの数カ月前から準備をしましょう。
また、引越し作業が始まれば一気に終わらせる必要がありますので、事前にしっかり準備をし、作業のシミュレーションを行い、手際良く進められるようにしましょう。
ただでさえ忙しい引越し前後に、熱帯魚の引っ越しもとなると、引越しをする方の負担は非常に大きくなります。
また、熱帯魚の引越しは業者に任せるとなると、引越しをする方の経済的負担は大きくなります。
いずれにしても負担は増えますので、他の部分で負担を減らす努力が必要です。
引越し全体の見積もりは「引っ越し一括見積もり」を利用して、引越し業者の決定や値段交渉などの手間を大幅に減らすことは、引越しをする方におおきプラスになるはず。
できるだけ他の負担を減らし、家族の一員とも言える熱帯魚に多くの時間を割いてあげるようにしてください。
熱帯魚や金魚の引っ越し費用についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒引っ越しで熱帯魚や金魚を運んでくれる業者ってある?費用はどのくらいかかるの?
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