「ベッドだけ運んでもらいたいんだけど、アート引越センターでもできる？」
「ベッドは分解しないと玄関を通らないかもしれない」
「アート引越センターに家具単品を運ぶサービスはあるの？」
単身者の引っ越しなどで、段ボールの荷物は自分で運び、大きな家具や家電製品などはほとんど処分し、引っ越し業者にお願いする荷物がベッドしかない場合。
実家からベッドだけ今の新居に運びたい場合などなど。
家具単品のみを運送するには引っ越し業者を頼るのが一般的です。
そんな家具単品の引っ越しの中でも、ベッドに特化して、さらにアート引越センターの対応について詳しく解説します。
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目次
アート引越センターに家具単品のプランは？
アート引越センターの引っ越しプランは、「おまかせパック」が基本となります。
「基本コース」や「ハーフコース」というのは、このおまかせパック内のコースのことであり、基本的には単身者であろうが、家族であろうが、このおまかせパックのどのコースを選び、さらにどのサービスを付け加えるかで引っ越しのプランが決定する形になっています。
つまり、アート引越センターには、家具単品を運送する専用のプランは存在しないということになります。
では、アート引越センターでは、ベッドのみの引っ越しはできないのでしょうか？
アート引越センターでベッドのみの引っ越しは可能
家具単品を運送する特別なプランはないアート引越センターですが、ベッドのみの引っ越しができないわけではありません。
単純に、「荷物がベッドひとつしかない引っ越し」と考えれば、当然どの引っ越し業者でも対応可能なわけですから、もちろんアート引越センターでも対応可能ということになります。
アート引越センターでのベッド引っ越しの費用は？
アート引越センターには、家具単品のみの引っ越しプランがないため、荷物がベッド1台のみだったとしても通常の引っ越しプランが適用されます。
ベッドを搬出搬入するため作業員は2～3人必要ですし、小さいサイズとはいえトラックもチャーターの形になります。
いわゆる最低ラインの引っ越しになりますので、仮に東京都23区内の引っ越しでも50,000～80,000円程度はかかるでしょう。
運ぶ物がベッドだけと考えると、少々割高になるといっていいでしょう。
関連記事になります。合わせてご覧ください。
⇒ベッドだけ引っ越しした時の料金の相場は？解体や組み立てや処分について
ベッドの引っ越しに関してのサービス
引っ越しでベッドを運ぶ場合には、いろいろな問題が存在します。
最大の問題はベッドの大きさ。
大抵の場合、新品のベッドを購入すると、部材が家に届き、設置する部屋でその部材を組み上げてベッドが完成する形になります。
こうすることで、サイズの大きいダブルベッドやキングサイズベッドも難なく部屋に設置できるようになるわけですが、反対に問題となるのは部屋から出すのが難しくなることにもなります。
もちろん再度分解して部材の状態に戻せば難なく部屋から出せますが、中には分解が不可能な仕様のベッドもあるので注意が必要です。
ベッドの分解と組み立て
アート引越センターでは、ベッドの分解と組み立てはサービスの範囲内で行っています。
ただしそれには条件があり、ベッド単体であれば分解・組み立ては無料ですが、机やタンスなどとセットになっているシステムベッドの場合は有料での作業となります。
また、分解することを前提に作られていないベッドの場合、有料・無料関係なく分解をしてもらえないケースがあります。
アート引越センターが分解作業を受けるのは、あくまでも組み立てが可能なベッドのみです。
ご自身が持っているベッドが分解できるかどうかわからないという方は、訪問見積もり時にアート引越センターの営業マンに見てもらうといいでしょう。
人気家具店のベッドは分解不可？
値段の安さとおしゃれなデザインで人気の「IKEA」ですが、IKEAの家具に関してはほとんどのものが「分解不可能」な仕様になっています。
IKEAの家具はすべて購入した後組み立てるものばかりですので、一見分解・組み立てができるような印象を持ちますが、一度組み立ててしまうと再度分解して組み立て直しても、従来の強度が保てない設計になっています。
IKEAの母国スウェーデンでは、あまり引っ越しをする文化がなく、引っ越しをする際は家具なども買い替えるのが一般的です。
よって、IKEAの家具もその文化に倣って、一度組み立てたらサイド分解して組み真央氏が可能な設計にはなっていません。
アート引越センターはもちろん、ほとんどの引っ越し業者が分解を拒否しますので覚えておきましょう。
ベッドを引っ越しで運ぶ場合の準備と手順
では、実際に引っ越し業者にベッドを運んでもらう時の準備と手順を解説しておきましょう。
最初にやるのは、引っ越し先の新居のサイズ確認です。
物件の内見に行った時にでも、物件の前の道幅や周辺の状況、引っ越し先が集合住宅の場合は、エレベーターの間口のサイズ、中のサイズ、玄関のサイズ、通路のサイズなどをメジャーで測っておきましょう。
同時に写真を撮っておくとなお良しといえます。
続いて、訪問見積もりを受けた時に、ベッドも運びたい旨を伝えてください。
見積もりに来た営業担当者がベッドのサイズ、分解可能かどうかを確認し、続いて玄関から出せるか？ 集合住宅であればエレベーターに載せることができるか？ などを確認します。
営業担当者は旧居に来ますので、搬出できるかどうかはその場で判断できます。
そしてこの時に新居周辺で測った様々なサイズや周辺の写真を営業担当者に見てもらいましょう。
必要な情報が集まっていれば、ベッドが玄関から搬入できるのか？ それともクレーン作業が必要になるのかを判断してもらえるかと思います。
もしここで、搬出もしくは搬入にクレーン使用の可能性がある場合、いくらくらい費用がかかるか確認しておきましょう。
もしクレーン作業に40,000円も50,000円もかかるようであれば、そのベッドは処分して新居で買い直した方が安上がりになる可能性があります。
クレーン作業ナシで引っ越し可能なようであれば、あとはベッドの梱包のみです。
ベッドの梱包に関しては、引っ越し業者の作業員にお願いしましょう。
一応訪問見積もりの際、梱包はサービスでやってもらえるか確認しておいてください。
アート引越センターの場合は、梱包、搬出、搬入、設置まで費用はかかりません。
ベッドを処分する場合の方法
では、引っ越しにあたりベッドの分解ができず、クレーン作業が必要となり、ベッドを買い替える以上の費用が掛かってしまう場合の対処法を考えてみましょう。
一般的にはそのベッドを処分して、新居で新しいベッドを購入する形になります。
そんなベッドの処分方法です。
自治体に粗大ごみとして出す
ベッドを処分する場合は、可燃ごみや不燃ごみでは出せません。
事前に自治体に連絡を入れ、粗大ごみとして有料で定められた日に回収してもらう必要があります。
ちなみに処分手数料は自治体ごとの多少の差があります。
ここでは東京都中野区の処分手数料を紹介しておきましょう。
- マットレス（スプリングなし）…400円
- マットレス（スプリングあり／シングル・セミダブル）…1,200円
- マットレス（スプリングあり／ダブル以上）…2,000円
- シングルベッド…1,200円
- パイプベッド…1,200円
- ベッド（セミダブル以上）…2,000円
- 二段ベッド…2,400円
- ソファベッド…2,000円
- ベビーベッド…800円
自治体の初代ゴミで処分するメリットは、ご覧の通り安い費用で処分が可能という点です。
反対にデメリットは、ベッドを所定のゴミ出し場所まで自力で持って行かないといけないということ。
女性の一人暮らしや、そもそも搬出が不可能で費用がかかるという場合は、まず運び出すのは不可能です。
自力で所定の場所まで運べるのであれば、粗大ごみが一番手軽でお安い処分方法になります。
細かく切り分けて可燃ごみで出す
木製のベッドが粗大ごみになるのはサイズが大きいからです。
つまり、サイズを小さく切り分けることができれば、粗大ごみではなく可燃ごみとして無料で捨てることができるということになります。
粗大ごみのサイズは基本的に最長辺が30cm以上ですから、最長辺が30cm以下になるように切り分けた木材は可燃ごみとして無料で処分が可能です。
ただしパイプベッドやマットレスは別途処分が必要になります。
この方法のメリットは何といっても費用を安く抑えることができることでしょう。
デメリットは作業の手間が大きい事。
ベッドをバラした上に、木製の部材をすべて30cm以内の大きさに切り分けなければいけません。
これだけでも結構な手間になりますので、時間に余裕がある方にオススメの方法といえるでしょう。
不用品処分業者に依頼する
自力で持ち出すことが難しく、細かく切り分ける時間もないのであれば、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者に回収を依頼すると当然費用は必要になりますが、その分室内まで回収に来てくれます。
メリットは捨てる手間が省けること。
デメリットは粗大ごみの処分手数料以上の費用がかかることでしょう。
費用に関しては、業者によって様々ですのでなかなか相場というのは難しいところですが、間違いないのは粗大ごみ処分の数倍はかかるということです。
引っ越し業者に処分を依頼する
引っ越し業者の中には、不用品の回収をしてくれる業者も少なくありません。
こういった業者にお願いする方法もあります。
費用面では、不用品回収業者に回収をお願いするのと同等、もしくは若干高めと考えていれば間違いありません。
この費用の高さがデメリットになります。
メリットは、引っ越し当日までベッドを利用できるということ。
引っ越し業者以外に不用品回収業者を利用する場合、引っ越し前日までに処分を済ませておく必要があり、引っ越し前数日はベッドなしで生活しなければいけません。
アート引越センターはベッドを処分してくれる？
不用品回収を行っている引っ越し業者は多いですが、アート引越センターでは基本的に不用品回収を行っていません。
アート引越センターで処分できるのは、家電リサイクル法対象商品（エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機）のみ。
ベッドに関しては処分してもらえませんので、別の業者を探す必要があります。
ベッドの引っ越しと処分に関して
ベッドのみの引っ越しは、アート引越センターを始め、どの引っ越し業者でも対応可能です。
ただし、家具単品での運送サービスを行っていない、アート引越センターのような引っ越し業者では、費用が割高になりますのでご注意ください。
ただし、アート引越センターでは、引っ越しでベッドの運送がある場合、ベッドの分解・組み立てはサービスになっています。
アート引越センターの分解・組み立てサービスは、「分解・組み立てが可能なモデル」に限られていますので、訪問見積もりの際に営業マンに確認してもらいましょう。
ベッドの引っ越しにクレーン作業など費用がかかる場合、ベッドを処分して買い替える方法もあるでしょう。
ベッドを処分する場合は、自治体に連絡して粗大ごみとして出す、細かく切り分けて可燃ごみで出す、不用品回収業者に依頼する、引っ越し業者に処分を依頼する方法などが考えられます。
ただし、アート引越センターでは不用品回収を行っていませんので、アート引越センターを利用する場合は、他に不用品処分業者を見つける必要があります。
ベッドの処分や分解・組み立て、クレーン作業が絡む引っ越しは、ｍ業者によって費用にずいぶん差が出ます。
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