「長距離の引越しをするんだけど距離があるから費用って高いの?」
「長距離の引越しだけど何日くらいかかるものなの?」
なんてあなたは思ったりしませんか?
九州から北海道、北海道から沖縄など長距離の引越しをするという方もいらっしゃると思います。
転職や転勤、結婚や進学などで、長距離の引越しが必要な場合、どのくらいの費用がかかり、どのくらいの時間がかかるのかをある程度把握しておくと、引越し前後の予定が立てやすくなります。
あまり経験することも少ない長距離引越しに関して解説します。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
高いんじゃないかと思って引っ越し一括見積もりサイト(無料)で試しに調べてみたら42,000円の業者を見つけることができました。
あやうく31,300円も損するところだったんです。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができました。
見積もりの手間を省くなら「引っ越し一括見積もりサイト(無料)」が便利です。
利用時間は1分程度で利用料は無料になります。
SUUMOは一部上場企業のリクルートが運営しているサイトで、電話登録が不要で迷惑電話が来ないのも安心です。
引越し料金で損したくない方は是非こちらをご覧ください。
>>>あなたに合った最安値の引越し業者を調べてみる(無料)<<<
目次
長距離引越しの定義は?
いろいろな引越し業者が、長距離引越し用のプランを用意しています。
そもそも長距離引越しとはどの程度の移動距離の引越しを指すのでしょう。
長距離引越しのプランを持つ業者は、それぞれ自社の規定があり、その規定は業者ごとに違いますが、一般的に考えれば「1日で終わらない距離」が長距離引越しと考えていいでしょう。
1日で終わらない距離を具体的に考えてみましょう。
まず、引越し作業は周辺住民に迷惑の掛からない時間に行われます。
おおよそ9:00~20:00の間に作業を終わらせるのが基本となります。
ここからは各作業にかかる時間を想定していきます。
荷物の搬入と搬出にかかる時間を合計3時間とします。
そうなると移動に使える時間は8時間。
8時間の移動距離を単純に考えると、高速道路も使用することを想定して、平均60km/h×8時間で480km程度は当日中に引越しが可能な範囲と考えたいところですが、これは計算ミス。
まず8時間の移動時間ですが、これにトラックを元の都市に乗って帰る時間を加える必要があります。
仮に東京を出発した荷物であれば、トラックは最終的に東京に戻って作業終了ですから、そこまで計算に入れる必要があります。
トラックを元の都市に戻すタイムリミットは恐らく23時頃。
そう考えると、移動に使える時間は11時間ですが、往復で考える必要があります。
また、移動中には休憩時間(食事時間)も必要ですから、実質往復で10時間。
片道5時間のうち30分は一般道を使うとすると、高速道路を走行するのは片道4時間30分。
平均速度60km/hで考えれば、移動距離は270kmが限度。
さらに道中渋滞などの影響を考慮すると、250kmあたりが限界でしょう。
あまりギリギリな設定で予定を立てると、道路が渋滞したり、搬出作業に手間取った場合、作業員が移動時間短縮のためにムチャな運転をする可能性があります。
ムチャな運転は事故の可能性を高めますので、業者としてはギリギリの設定はしません。
当日中にすべてが完了する引越しの限度は移動距離250km程度と考えておけばいいでしょう。
参照:引越しは距離により料金は違うの?計算方法はどうなっているの?
長距離引越しのプラン
長距離引越しの場合、いくつかのプランが選択できます。
それぞれのプランのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
トラックチャーター便
トラックをチャーターして引越しを行う、いわゆる一般的な引越しのプラン。
メリットは荷物の到着予定が分かり易く、しかも他の方法に比べると到着が早いという点。
デメリットは引越しが完了するまでトラックを1台借り続けるということで、やはり費用が高くなるということになります。
航空コンテナ便
長距離の引越しには「コンテナ便」という方法があります。
これは決められたサイズのコンテナに荷物を積めるだけ積んで、トラック以外の方法を利用して荷物を運ぶというもの。
運搬方法によっていろいろメリットとデメリットがありますので見ていきましょう。
移動する距離によってはトラックチャーター便よりも荷物が早く届くというスピードが最大のメリットとなるのが航空便です。
ただし当然デメリットもあり、まず危険物とみなされるものは搭載できないという決まりがあります。
さらに最大の問題点は費用面。
依頼したタイミングの燃油サーチャージなどにより費用が変わってきますので、費用相場も出せない方法ですが、間違いないのはどの方法よりも高額であるということ。
よほど急ぎの引越し以外ではあまり選択肢には入らないかもしれません。
JRコンテナ便
コンテナ便を利用する際、もとってもポピュラーなのがこのJR貨物を利用した方法。
一般的には引越し業者を介して依頼する形となり、旧居で引越し業者のトラックに荷物を積み込み最寄のJR貨物停車駅へ運びます。
そこでコンテナに荷物を積み替え、新居の最寄となるJR貨物停車駅まで運送。
そこから再び荷物をトラックに積み直し、新居へ荷物を届けるという方法が取られます。
メリットは貨物列車を利用するため、運送費用が大幅にカットできるということ。
さらに鉄道はダイヤ通り運行しますので、渋滞などの影響を受けないというのもポイントです。
デメリットは、こちらの都合に合わせて運行ダイヤが組まれているわけではないということ。
つまりタイミングが悪ければ数日列車待ちという時間ができてしまい、引越しに日数がかかるということになります。
また、積み直しの作業が多く、電化製品の故障の原因や家財道具に傷がつく可能性が高くなることも挙げられるでしょう。
船便
長距離の引越しの場合、JR貨物よりも貨物フェリーを利用したほうが、早く荷物が届く場合があります。
これは新居が、フェリーが着岸する港に近かったり、そもそも新居が離島の場合などが考えられます。
また、貨物船もJR貨物同様にダイヤ通りの運行となりますので、タイミング的に船便の方が早いという場合もあります。
引越しの流れとしてはJR貨物と同様のケースが多く、基本的には引越し業者に一任という形が多いようです。
メリットやデメリットもほぼJR貨物と同じということになりますが、船便の場合は台風など天候の影響を受けるケースもありますので、シーズンによっては予定が狂う可能性もあります。
トラック混載便
トラックを利用する方法で、チャーターではなく混載便という方法もあります。
これはトラックの荷台に複数の引越し荷物を積載し運ぶ方法で、同じタイミングで同じ方向への引越しが複数存在した場合に可能な方法となります。
メリットはやはり費用の安さ。
引越し費用において大きなウエイトを占める運送費用を、複数の依頼者で分担できるので、その分費用が抑えられるということになります。
デメリットは、まずそもそも混載便が利用できるかどうかということが考えられます。
同じタイミングで、同じ方面に引越しをする家が複数あればいいのですが、引越し閑散期などでは、そんなに都合よく引越しが存在するものではありません。
また、他の引越しと一緒に荷物を動かしますので、時間がかかることもデメリットのひとつ。最悪のケースですと数日かかり、荷物の搬入が平日になる可能性も高くなります。
比較的平日に休みが取りやすく、日程に余裕のある引越しができる方向けといえるでしょう。
また、ファミリータイプの引越しで、荷物が多い場合には混載便は利用できない可能性もありますので、このあたりは確認が必要です。
トラック帰り便
混載便以上に運が必要となりますが、発見できれば大きなメリットがあるのが「帰り便」です。
これは引越しが終わった空のトラックを利用して引越しをするというもの。
例えば、東京から大阪への引越しを予定していたとします。
こちらが引越しをするタイミングで、他の家庭が大阪から東京への引越しをしていたらチャンス。
大阪から東京へ荷物を運んだトラックは、基本的に空荷で大阪に帰ることになりますが、このトラックを利用して引越しをするのが帰り便です。
帰り便のメリットはやはり費用が安いということ。
運送料金が片道分になるわけですから、当然費用はその分安くなります。
デメリットは、まず遭遇するのが難しいということ。
タイミングよくあれば利用したいプランです。
【プラン別メリット、デメリット】
プラン別 | メリット | デメリット |
|
---|---|---|---|
トラックチャーター | ・希望通りの日程が組める。 ・比較的短期間で完了する。 | ・比較的費用は高くなる。 | |
コンテナ便 | 航空便 | ・遠距離でも当日完了が可能。 | ・費用面は最も高額に。 ・運べない荷物もある。 |
JR便 | ・費用面では割安に。 ・渋滞などの影響を受けない。 | ・時間がかかる。 ・積み替えの際の荷物トラブルの可能性。 |
|
船便 | ・費用面では割安に。 ・渋滞などの影響を受けない。 | ・時間がかかる。 ・積み替えの際の荷物トラブルの可能性。 |
|
混載便 | ・チャーター便よりも費用は安い。 | ・日数がかかる。 ・希望の日程での引越しは難しい。 ・ファミリーサイズは利用不可の場合も。 |
|
帰り便 | ・チャーター便よりも費用は安い。 | ・希望の日程での引越しは難しい。 ・利用できるかは運次第。 |
【プラン別の費用相場】
プラン別 | 費用の相場(単身者) | 費用の相場(2人家族) | 費用の相場(4人家族) |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
250km程度 | 300~350km | 500km以上 | 250km程度 | 300~350km | 500km以上 | 250km程度 | 300~350km | 500km以上 | ||
トラックチャーター | 65,000円 | 80,000円 | 120,000円 | 80,000円 | 100,000円 | 150,000円 | 100,000円 | 150,000円 | 250,000円 | |
コンテナ便 | 航空便 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
JR便 | 50,000円 | 55,000円 | 60,000円 | 50,000円 | 60,000円 | 80,000円 | 70,000円 | 80,000円 | 100,000円 | |
船便 | 55,000円 | 55,000円 | 800,000円 | 60,000円 | 70,000円 | 80,000円 | 70,000円 | 100,000円 | 120,000円 | |
混載便 | 30,000円 | 35,000円 | 50,000円 | 60,000円 | 70,000円 | 100,000円 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | |
帰り便 | 40,000円 | 40,000円 | 70,000円 | 50,000円 | 75,000円 | 120,000円 | 75,000円 | 120,000円 | 200,000円 |
【プラン別の日数相場】
プラン別 | 日数の相場 |
|||
---|---|---|---|---|
250km程度 | 300~350km | 500km以上 | ||
トラックチャーター | 1日 | 2日 | 2日 | |
コンテナ便 | 航空便 | 1日 | 1日 | 1日 |
JR便 | 2~7日 | 2~7日 | 2~7日 | |
船便 | 5~7日 | 5~7日 | 5~7日 | |
混載便 | 2~7日 | 2~7日 | 2~7日 | |
帰り便 | 2日 | 2日 | 2日 |
長距離の引越しはプランニングが重要
一般的に500kmを超えるような長距離の引越しは、トラックチャーターとコンテナ便を組み合わせた方法が取られます。
引越し業者もできるだけ依頼者の希望に沿えるように、様々なプランを提示してくるはずですので、事前に綿密に打ち合わせをしたうえで予定を立てましょう。
また、長距離の引越しとなるとまず1日では終わりません。
数日にわたって引越しが完了する形になりますので、荷物が届かない間の過ごし方や、役所関係の手続きなど、事前にしっかり予定を組むことが重要となります。
遠くに引越す時ほど準備期間は長く必要ということになりますので、できるだけ手間を省いて早めの始動を心がけましょう。
オススメは「引越し料金一括見積もりサイト(無料)」を利用すること。
このサイトを利用することで、長距離の引越しを請け負ってくれる業者の絞り込みが簡単にできます。
引越しにおいて面倒な作業のひとつである引越し業者の選定をスムーズに行うことが、早めの準備としっかりとしたプランニングに直結するはずです。
参照:単身パックで長距離の引っ越しならどこがおすすめ?比較してみました
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
高いんじゃないかと思って引っ越し一括見積もりサイト(無料)で試しに調べてみたら42,000円の業者を見つけることができました。
あやうく31,300円も損するところだったんです。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができました。
見積もりの手間を省くなら「引っ越し一括見積もりサイト(無料)」が便利です。
利用時間は1分程度で利用料は無料になります。
SUUMOは一部上場企業のリクルートが運営しているサイトで、電話登録が不要で迷惑電話が来ないのも安心です。
引越し料金で損したくない方は是非こちらをご覧ください。
>>>あなたに合った最安値の引越し業者を調べてみる(無料)<<<