引越しの知識

引越しする際の表札はどうしたらいい?

更新日:

引っ越し

「引越しする時って表札はどうしたらいいの?」

「引っ越し予定だけど引っ越し先で表札は取り付けないとダメなの?」

なんてあなたは思ってはいませんか?

自分が住んでいることを外に知らしめる役目を持つ表札。
引越しをする場合には当然この表札は外す必要がありますし、新居には掲げる必要があります。
しかし、近年では表札をあえて掲げない家も多く、引越しに際してこの表札をどう取り扱うか悩んでいる方も多いようです。
そこで今回は表札について、引越し前、引越し後の処理や対応を解説します。

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そもそもなぜ表札を掲げるのか?

日本において、一般庶民の多くが表札を掲げるようになったのは大正時代、関東大震災がきっかけと言われています。
武士の時代には基本的に庶民は苗字を名乗ることが許されておらず、当然表札という考え方は、少なくとも庶民にはありませんでした。
明治になり戸籍制度が生まれ、一般庶民でも当然のように苗字を名乗るようになりましたが、それでも表札は浸透しません。
理由は簡単で、当時は一度住んだところから引っ越すという感覚がほぼなかったため。
「あの家は〇〇さん」、「その家は▲▲さん」とどこにいっても周辺の人は知っていたので、わざわざ表札を出す意味がなかったからでしょう。
そんな中関東で大きな災害、関東大震災が起こります。
大きな地震と火事で東京をはじめ多くの都市は壊滅状態に。
そんな中、家を建て直した人は、「ここは〇〇の家です」と、その家の持ち主を晒すようになります。
これは、当時の震災で不明者が多数出たことも影響していました。
「この家は〇〇の家です。▲▲という人物を探しています」と、不明者の家族が家の前に貼り出しました。
不明者からしても、都市は崩壊後すっかり見た目の印象が変わってしまっていたため、元々自分が住んでいた家を見つけるのに苦労したとか。
そんなこともあり、多くの家が表札を掲げるようになりました。
以降、表札は日本で普及し、今では表札を掲げるのが普通という感覚になっています。
しなみに、日本の郵便制度の考え方が、「郵便物は住所に届けるのではなく、個人に届けるもの」というのも、表札という考え方に結びついているとも言われています。

表札は必ず取り付けるべきなのか?

引越し

表札を掲示することは、何かしらの法令や条例で定められているわけではありません。
つまり表札を掲げる義務は特にないということになります。
近年、特に一人暮らし世帯などでは、この表札を掲げない方も増えており、ある調査機関の調査によると、表札を掲げているのは約半数というものもあります。
では、表札を掲げることのメリットとデメリットを考えてみましょう。

表札を掲げるメリット

最大のメリットは郵便物や宅配便の誤配、遅配の可能性が低くなるということになります。
配達員は伝票などの住所を元に配達しますが、住所の書き間違いや、住所の文字が読みづらい場合、宛名を元に配達先を特定します。
特に、同じような形の住宅が並ぶ建売のエリアや、集合住宅では、表札の名前と伝票の宛名を突き合わせることで、届け先を確定させるケースが多くなります。
表札があるとこの確認がとりやすく、誤配や遅配がへることに。
反対に表札がないと、電話で住所を確認したりする手間が増えますので、荷物の到着が遅れる可能性は高くなります。

表札を掲げるデメリット

デメリットを考えると、やはり自分の名前を知らない人に知られてしまうということがあります。
特に若い女性の一人暮らしなどの場合、犯罪に巻き込まれる可能性も出てきますので、表札を出しにくいという部分はあるかと思います。
また、女性の一人暮らしでも、苗字だけなら性別は分からないという考え方もありますが、その女性がストーカー被害に遭った場合はどうでしょう?
ストーカーに家まで尾行され、住所と苗字がバレてしまうと、それだけで気分は良くないはずです。
さらに住所と苗字をきっかけに、他の個人情報まで漏れてしまう可能性がゼロとは言い切れません。
こういったことは当然男女ともに可能性があるわけで、当然一人暮らしの方が表札を掲げなくなる原因になっていると考えるのは、想像に難くありません。

引っ越す前に表札はいつまで掲示しておく?

引っ越し

ここからは引越しにかかわる表札の取り扱いについて考えていきましょう。
まずは引越し前から。
賃貸物件や集合住宅の場合、いつまで表札を掲示するかですが、基本的に決まりはありません。
賃貸物件の場合の表札は簡易な形式のものが多く、気が付いたときに外せば問題ないでしょう。
問題は一戸建ての持ち家の場合。
一戸建て、しかも持ち家の場合、しっかりした表札を掲示しているケースが多いかと思います。
実際賃貸物件暮らしの人は半数以上が表札を出さないのに対し、持ち家の一戸建てに住んでいる人は7割以上が表札を掲示しているという話もあります。
この手の表札は、家の外で風雨にさらされるため、経年劣化が少なく、破損もしにくいタイプが多く、当然取り付けも取り外しもなかなか大仕事になります。
持ち家の一戸建てを売りに出し、他に引っ越す場合は、売るときの売買契約で表札の処分について不動産屋に確認しておくといいでしょう。
取り外しは売り主負担なのか、買い手負担なのか? いつ取り外すのか? などを決めておくとスムーズです。
ケースとして多いのは、そのままの状態で売りに出し、買い手がついた時点でリフォームやクリーニングを行う形にし、その時に一緒に取り外す契約をしておくケース。
わざわざ表札の取り外しだけの料金は発生させずに、ついでに取り外してもらう形の契約が多いようです。
こういった持ち家のケースでは、表札を外すというより、次に住む方の表札と入れ替えるという考えが一般的なようです。
いつまでも自分の表札が掲示されているのが気持ち悪いようでしたら、表札の上にテープを張るなど目隠しをしておくといいでしょう。

引越しをしたら表札はどうする?

今度は引越し後の新居の表札について考えてみましょう。
新居に表札を掲げるかどうかは、基本的にアナタの判断次第となります。
ただ、利便性を考えると、ないよりはあった方がいいかもしれません。
それでも自分の名前を公表するのは気分が良くないという方は、例えば苗字のみをローマ字で表記する表札などを考えてはいかがでしょう?
ローマ字であれば苗字の漢字も特定できませんし、性別も伝わりません。
変な被害に巻き込まれる可能性は減り、名字次第ですがぱっと見で読み取られる可能性も低くなります。
ちなみに表札掲げると決めているのであれば、引越し当日から掲げるのがオススメ。
引越し前後にご近所さんに挨拶に行かれる方も多いと思いますが、一度の短いあいさつで、あなたの名前を覚えてもらえているかどうかは微妙なところ。
そんなご近所さんに改めて自己紹介するつもりで掲げるのがいいでしょう。

同居人がいる場合の表札は?

同棲やルームシェアなど、苗字の違う人との同居の場合、表札を掲示するとしたらどのような形が望ましいでしょう?
オススメは同居している方の苗字を掲示する形です。
こうしておけば、郵便や宅配便の配達の際、誰宛の荷物でも問題なく届きます。
また、防犯上もオススメ。
強盗や空き巣の常習犯は、基本的に入りやすい住居を狙う傾向があります。
入りやすい家とは、住民の行動パターンが分かり易い家。
一人暮らしの場合、その人の生活リズムがバレてしまうと、どの曜日のどの時間帯が不在かがバレてしまい、狙われる可能性が高くなります。
しかし、苗字が2つ並んでいれば、少なくとも違うリズムで生活する人が2人いる住居となり、完全にスキをつくには2人分の行動パターンを把握しないといけません。
犯罪者、特に常習者はこういった手間のかかる物件を狙うことはまずありません。
こういう観点からも、同居人と連名の表札を出す意義は高いといえます。

一軒家の中古住宅を購入した場合

上で触れた通り、中古住宅の一軒家を購入する場合は、購入前に前の人の表札の有無を確認し、表札が残っているようであれば、その処理はどのような形になるのかを確認するのが重要です。
確認の上、納得して購入したら、今度はその表札スペースに収まる自身の表札を用意します。
後は契約に則り付け替え、もしくは取り付けを行うようにしましょう。
表札の取り付けに関しては、素材やタイプ、そして取り付け方法でかなり価格が違いますので、業者の方と相談して見積もりを取ることをオススメします。

表札について

引越し

繰り返しになりますが、表札の掲示は法や条例で定められているものではありません。
一部、入居者には表札を義務付ける集合住宅も存在しますが、掲示するかどうかは住民であるあなたの自由ということになります。
ちなみに表札はなくとも住所さえ間違っていなければ郵便物も宅配便も届きます。
ただし、届ける前に苗字の確認などの連絡がくる可能性もあります。
表札に関する考え方は人それぞれですが、ご自身の考えで掲示するかどうかしっかり判断しておきましょう。

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