「引越しの費用を安くしたいんだけど、作業をする人の単価ってどのくらいなの?」
「引越し費用節約のために作業員の人数を減らすことは可能なの?」
という疑問はありませんか?
引越し費用において、大きなウエイトを占めるのが「移動距離」、「トラックの大きさ」、「作業員の数」の3つです。
今回は「作業員の数」にスポットを当てて考えていきたいと思います。
結論から言うと、作業員の人数を減らすと費用が安くなります。
しかし、作業員の人数を減らすデメリットもあります。
どのくらいの荷物の引っ越しなら何名の作業員が必要なのかを解説します。
あなたが引っ越しする時の参考にしてみてください。
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目次
作業員1人あたりの費用は?
まずは作業員一人当たりの費用を考えてみましょう。
引越し作業のアルバイトをしたことがある方だとイメージしやすいかもしれませんが、おおむね日給10,000円前後になります。
日給10,000円は引越し1件分というわけではなく、1.5件分程度の計算になります。
引越しが立て込む週末などは、朝イチから1件引越しを行い、午後フリー便でもう1件行うのが普通の日程。
平日などは1日1件ということもありますが、トータルすると大体1日1.5件というのが平均的な考え方です。
引越し1.5件で10,000円ということは、引越し1件あたり7,000~8,000円が作業員のギャラということになります。
作業員の取り分が7,000~8,000円ということですので、引越し業者の請求はその倍、15,000円程度が相場となります。
つまり単純に作業員が一人増えると15,000円程度費用が高くなるということになります。
適正な作業員の数は?
引越しはケースによって作業員の数が変わってきます。
ここでは一般的な人員の数を調べてみました。
・単身者(ワンルーム・1LDK)…1~3人
・カップル(2DK~3DK)…2~4人
・ファミリー(3LDK~)…3~5人
基本的には「部屋の数=人員の数」と考えると大きなズレはないでしょう。
人員が増えるケース
人員が適正より多くなる引越しも当然あるわけですが、なぜ増えるのでしょう。
まず分かりやすいのが、集合住宅でエレベーターがない、もしくは小さいというケース。
冷蔵庫や大型のタンスや棚など、エレベーターで運ぶことができれば、人員の作業は部屋からエレベーターまでと、エレベーターからトラックまでということになります。
しかし、このエレベーターが使えないとなると階段で降ろすしかありません。
500Lクラスの冷蔵庫で重量は100kgを超えます。
100kgの冷蔵庫を階段で降ろすとなると、さすがに2人では厳しくなります。
最低でも3人。
階段の幅などの事情もありますが、できれば4人で降ろしたいところです。
別のパターンでは長距離引越しのケースがあります。
移動距離が500kmを超えるような引越し、東京から大阪などの引越しの場合、トラックのドライバーを2人用意するケースがあります。
運転が長時間になる長距離引越しでは、作業員に運転をさせず運転専門の作業員をつけるケースが目立ちます。
朝から力仕事をして疲れている作業員に、長距離の運転をさせるのは危険という場合にとられる措置です。
このような特殊な事情がある場合は、作業員が多く派遣されることが多いので覚えておいてください。
時期によって作業員の人数は変わる?
時期によって作業員が変わるケースはありますが、それが一般的というわけではありません。
ちなみに作業員が多くなる傾向にあるのは、引越し繁忙期の少し前。
春の繁忙期が3~4月ですから、作業員が多くなるのは2月、秋の繁忙期が9~10月ですから作業員が増えるのは8月ということになります。
これは引越し業者の事情になりますが、繁忙期に向けてアルバイトを増強するのが2月や8月。
そして忙しくなる前に引越し作業を経験させて、その能力を測ったり、経験を積ませたりするわけです。
2月や8月の引越しで、見積もりの時点で人員が多いと感じたら一度交渉をしてみるのもいいかもしれません。
また、別の事情で作業員が多くなるケースが、「午後フリー便」の利用です。
午後フリー便とは、朝イチ便で1件引越し作業が終わった後に、午後からもう1件引越しを請け負うというもの。
このフリー便の場合、周辺で多くの引越しがあったりした場合、想像以上の人員が送られてくるケースがあります。
例えば午前便が予定以上に時間がかかり、フリー便とはいえ作業開始が遅くなった場合、できるだけ早く終わらせるためにヘルプで人員が集まることがあります。
実際筆者も以前、一人暮らし(1LDK)の引越しで午後フリー便を利用したところ、8名の作業員が集まり驚いたことがあります。
また、フリー便の人員は増えても費用には反映されませんのでご安心を。
梱包・開梱までお任せのパック利用の場合の人員は?
引越し業者の多くが行っている梱包パックや開梱パックの場合人員はどうなるでしょう?
当然荷造りや荷解きをする分人員はプラスされます。
荷物の量によって増える人員の数も変わりますが、一般的な梱包人員の数は以下の通り。
・単身者(ワンルーム・1LDK)…1人
・カップル(2DK~3DK)…2~3人
・ファミリー(3LDK~)…3~4人
基本的には梱包も開梱も引越し当日に行う形になりますが、ファミリータイプで荷物の量が多い場合(おおよそ段ボール80個以上)は、引越し前日に梱包に来るケースが多いようです。
梱包・開梱スタッフの作業料金は?
梱包・開梱スタッフの作業料金については各社によりまちまちですのでなかなか平均を出すのは難しくなります。
それでも無理やり考えるのであれば、やはり作業員の時給として計算するのが近道でしょうか?
基本的に梱包・開梱にかかる時間は2~3時間です。
と、いうより各社ともにこのくらいの時間で済ませるように人員を配置します。
1人の作業員に1時間作業をしてもらって2,000円。
業者からの請求はこの倍でおよそ4,000円というのがスタンダードな費用になります。
つまり2時間の梱包作業を2人にしてもらうと、その費用は4,000(円)×2(人)×2(時間)で16,000円程度。
これが梱包の分となります。
開梱も依頼するなら当然この倍の32,000円と言いたいところですが、梱包と開梱の間には移動時間は生じます。
移動時間も梱包作業員さんの時間を拘束することとなりますので、作業時間ほどではありませんが、それなりに費用は発生します。
そう考えると、荷造り・荷解きのフルパックだとプラス40,000~50,000円というのが相場ではないでしょうか。
一応引越しのサイズ別に、梱包のみ、梱包・開梱両方を依頼した場合にアップする金額をまとめました。
・単身者(ワンルーム・1LDK)…(梱包のみ)8.000円・(両方)20,000円
・カップル(2DK~3DK)…(梱包のみ)15,000円・(両方)40,000円
・ファミリー(3LDK~)…(梱包のみ)50,000円・(両方)120,000円
梱包スタッフに女性を指定できるか?
女性の一人暮らしに限らず、荷物の梱包は男性より女性にお願いしたいという方は多いのではないでしょうか?
女性の方が細やかな部分に気が付く、作業が丁寧といったイメージはあるかと思います。
梱包スタッフに女性を指名できるかどうかに関しては業者ごとに対応が変わります。
大手の業者ですと梱包用に女性スタッフを常駐させている業者も多いのですが、中小の業者ですとそこまでの余裕がないケースも。
これは見積もりを依頼するときに希望を伝え、可能かどうか確認しましょう。
ちなみに女性スタッフをお願いしても、男性スタッフと一緒に来ることもあります。
これは女性スタッフだけでは動かすのが難しい重い荷物がある場合など、どうしても男手があったほうがいい場合があるからになります。
また、男性の一人暮らしの方が女性スタッフを依頼した場合も男性が1人ついてくる場合があります。
こんな方にはおすすめ
梱包専門のプロが行う作業ですから、丁寧であることはもちろん、とにかく作業のスピードが違います。
もちろん費用に余裕があるのであれば、すべての方が依頼するのがベストですが、それなりに費用もかかるサービスですから、依頼するかどうかは慎重に考えましょう。
ただし例えば「共働きでどちらも荷造りの時間が取れない」ですとか、「小さなお子さんがいて作業が進まない」、「妊娠中で作業自体が難しい」などといった場合は非常に心強いサービスですので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか?
梱包・開梱の依頼もいいことばかりではない?
梱包・開梱を依頼することで費用が高くなることはもちろん、それ以外にもトラブルがないわけではありません。
「廃棄と指定したはずのものがきれいに梱包されて新居に届いた」とか、「荷物が指定した部屋に届いていなかった」とか、「梱包をお願いしたはずのものが梱包されていなかった」とか、「開梱した荷物が雑にしまわれていた」とか。
例をあげればキリがありません。
こういったトラブルが起きないように、梱包の時点で遠慮せず細かく指示を出す必要がありますので、お願いした場合は臆せずどんどん意見していきましょう。
作業員を減らすことは可能か?
単純に答えだけを言ってしまえば「可能」です。
ただしメリットもデメリットもありますので、そのあたりはご自身の判断が必要です。
人員を減らした場合のメリット
これはもう「費用が安くなる」の一言に尽きます。
引越し費用における人件費はかなりのウエイトを占めています。
この人数を減らすことで、かなりの減額が見込めるでしょう。
ただし何でもかんでも減らせるものではありません。
目安は引越しにおける最大の荷物を最重量の荷物。
多くの引越しのケースでは「冷蔵庫」がこれに該当しますが、この一番大きい荷物、重い荷物を搬出し、搬入するのに最低限必要な人員は必要になります。
100kgクラスの冷蔵庫があるのに作業員1人というのは無理な話。
最低3人は必要でしょう。
ご自身の荷物の中で一番大きい荷物と重い荷物を運ぶのに何人必要か?
これを基準に多すぎる人員を減らす交渉をしてみましょう。
人員を減らすデメリット
これは大きく分けて2つ。
まずは作業効率が下がることが挙げられます。
3人なら2時間で終わる搬出作業を2人で行うとどのくらい時間がかかるでしょう?
単純にマンパワーが2/3になるので、時間は1.5倍の3時間にンあると考えがちですが、もっと効率は落ちます。
3人の時以上に仕事量が増えるということは、疲労の溜まるペースも早くなるということ。
恐らく4時間近くかかるはずです。
また、その後の搬入作業は疲れた状態でスタートしますので、さらに時間がかかります。
人員を1任減らすということはそれだけ作業時間が長くなるリスクがあることは覚えておきましょう。
同時にもうひとつの問題が発生します。
それが作業の精度です。
人間元気な状態と疲れた状態では、力はもちろん集中力も大きく違ってきます。
作業員にかかる負担が大きくなれば、普段はあり得ないようなミスが起きる可能性も。
そうなると大事な家財道具に傷がついたり、最悪破損して使い物にならなくなる可能性も。
では人員を減らした分、友人や知人のマンパワーを借りれば?
そう考えるかもしれませんが、その知人や友人の方が引越し業者で働いた経験がない限りあまりプラスにはなりません。
作業員が行っている作業は、素人では手出しができない速度で進んでいきます。
素人が一人二人増えたところで解決はできないはずです。
人員を減らすとそれなりにリスクもありますので、費用とリスクのバランスを考えて判断するようにしましょう。
作業員による費用相場に関して
いろいろなケースにおける作業員の費用について書いてきました。
引越しには様々なケースが考えられますが、作業員の数に関しては、基本的に引越し業者の提案した案が最善だというのが結論になります。
もちろんこれは引越し業者としての最善です。
「1円でも安くするのが最善」と考えるのであれば、作業員を最低限でお願いしましょう。
「無事に引越しして、すぐにいつも通りの生活をできるようにするのが最善」と考えるのであれば、梱包・開梱までまとめて依頼するのが最善かもしれません。
引越しにおける重要度は人それぞれであり、絶対的な正解というものはありません。
それだけにできるだけ多くの業者から見積もりを聞き、ご自身にあった引越しプランを決めるのがベスト。
いろいろな業者に見積もりを聞くというのは、「多くの引越しのプロに、意見を聞く」ことと同じ意味です。
これほど心強いことはありません。
引越しが決まったら、まずはその引越しにおける優先順位を家族と話し合い、それに沿った見積もりをできるだけ多くの業者からとりましょう。
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その意見を参考にしつつ、ベストのプランで引越しをすることをオススメします。
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