「引っ越し費用は先に払うの？終わってから払うの？」
「クレジットカードは使える？」
「他に支払い方法は？」
引っ越しは準備段階から用意することや考えることが多く、特に引っ越し当日は一日中ドタバタな状態が続きます。
そんな状況でも気になるのが引っ越し料金の支払い。
引っ越し料金の支払いは作業前なのか、作業完了後なのか？ 支払いは現金なのかクレジットカードでもいいのか？ 引っ越し当日以外に支払う方法はあるのか？
そんな引っ越し料金の支払いに関する疑問をいろいろと解決してみました。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
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目次
引っ越し料金の支払いタイミング
引っ越し料金の支払いのタイミングは、「標準引越運送約款」に定められています。
標準引越運送約款 第十九条
当店は、荷物を受け取るときに見積書に記載された支払方法により、 荷送人から運賃等を収受します。
「荷物を受け取るとき」とありますので、引っ越し作業が始まる前に料金を支払うのが基本ということになります。
ただしこれはあくまでも基準となる目安となる規約であり、実際の対応は引っ越し業者ごとに多少の違いがあります。
アート引越センターの支払いタイミング
アート引越センターに関しては、支払いのタイミングを引っ越し当日の荷物積み込み後となっています。
つまり旧居から荷物を搬出し、新居に向かう前ということになります。
アート引越センターの支払い方法
アート引越センターでは、基本的に現金による一括清算を行っています。
引っ越し荷物の積み込みを終わり、新居に向かう前に現金で作業員に支払いを行います。
作業員のほうでも釣銭の用意はあるはずですが、可能であれば見積もり金額からお釣りが出ないように用意しておくと喜ばれます。
料金を支払ったら必ず領収書を受け取っておきましょう。
現金以外の支払い方法は？
アート引越センターでは現金支払いが基本ですが、希望すれば他の支払い方法も選択可能です。
まずはクレジットカードによる支払い。
クレジットカードで支払う場合には、作業員の方でクレジットカードリーダーを用意する必要がありますので、必ず事前にクレジットカードによる支払いを希望する旨を伝えておく必要があります。
利用できるクレジットカードはVISAやJCB、AMEXなど、多くのクレジット会社と提携していますので、お持ちのクレジットカードが利用できるかどうか確認してみましょう。
クレジットカードの支払い回数に関しては、クレジット会社ごとに対応が違うようです。
お持ちのクレジットカードがどんな支払い方法を選択できるのか、同時に問い合わせをしておくといいでしょう。
引っ越し当日に急に追加料金を請求されたら？
仮に見積書に書いてある通りの金額を用意し、その金額で支払おうと思っていたら、引っ越し当日急に追加料金を請求されるというケースがあります。
この場合の支払いはどうすればいいでしょう？
この場合、まず問題となるのは「なぜ追加料金が発生したのか？」というのがポイントです。
引っ越しの場合、引っ越し業者と依頼者の間には契約書が存在しています。
追加料金が発生するということは、その契約書に記載されていない事態が発生したということになります。
この事態が引き起った原因がどちらにあるか? もしくはどちらにもなく致し方ないことなのか？ などを確認する必要があります。
仮に追加料金の原因が、「処分予定だった家具が、引っ越し当日までに処分できずに急遽引っ越し業者に引き取ってもらった」ということであれば、原因は客側にあります。
請求された料金を支払う必要があるでしょう。
「引っ越し作業員3人の予定だったが、当日人員の手配がつかず2人作業になってしまい、その分時間がかかったので引っ越し料金が高くなった」ということであれば過失は引っ越し業者にあります。
請求された料金を支払う必要はありません。
支払いはどうすれば？
追加料金の支払いは基本的に引っ越し料金の支払いと同じ方法ということになります。
つまり現金払いの予定であれば現金を用意する必要がありますし、カード払いの予定だったら同じカードで追加で支払いということになります。
支払いのタイミングは、その追加作業が発生したタイミングということになります。
搬出作業で追加作業があれば搬出後、搬入作業で追加作業があれば搬入後ということになるでしょう。
もちろん追加の作業が発生した時点で、作業員の方から「追加で〇〇円必要になります」という説明があるはずですので、納得の上で支払うようにしましょう。
追加料金に納得がいかない場合
追加料金に納得がいかない場合は、その場で作業スタッフと押し問答を続けるのではなく、作業をお願いした営業担当者に連絡をしましょう。
契約書にある連絡先に電話をし、営業担当者、いなければその上司などと話をするようにしてください。
それでも納得のいく回答が得られない場合は、本社のお客様センターなど問い合わせ窓口に連絡してください。
現場の作業スタッフは、本社の定めたマニュアル通りに作業をしています。
料金の発生や作業の中止などの決定権を持っていません。
交渉をするのであれば決定権者である営業担当部署に連絡をしましょう。
追加料金交渉中の引っ越し作業は？
引っ越し作業に関しては、契約書がある以上履行してもらう権利を持っています。
「追加作業の料金に関してはこちらで営業さんと話しますので、引っ越し作業は続けてください」とお願いすれば基本的に止まることはないはずです。
アート引越センターの引っ越し料金支払いに関して
引っ越し料金の支払いに関しては、標準引越運送約款である程度定められているとはいえ、基本的には引っ越し業者に任されているのが現状です。
仕事を依頼する立場としては、すべての仕事が完了し、その仕事ぶりを見た上で支払いたいところですが、約款では引っ越し作業前となっています。
引っ越し完了後に支払いたいというのは客の立場の意見ですが、反対に業者の立場に立ってみるとどうでしょう？
極端な話になりますが、引っ越し作業がすべて終わった後に、「お金がないから支払えない」と言われたら？
完全後払いは引っ越し業者にとっても非常にリスキーな話になります。
引っ越し作業前に受け取るというのは、万が一支払わなければ作業を行わないという選択肢が残されていることでもあり、引っ越し業者を保護するために必要な規約と考えていいでしょう。
アート引越センターは、荷物をトラックに積み込んだ時点での支払いというスタンスで作業を行います。
これであれば双方にメリット・デメリットが均等にあるわけで、非常に公平なタイミングといえます。
アート引越センターとしても、このタイミングで費用を受け取ることができれば、残りの運送・搬入作業に集中できますし、依頼した客としても、作業の半分は完了しているのですから、「支払ったのにスタッフが来なかった」などという最悪の事態にはならないわけです。
引っ越し作業当日は何かと忙しいかと思いますので、前日までに引っ越し費用を用意し、できれば釣銭がでないように準備しておくのがベストです。
また、支払いでクレジットカードを希望する場合は、契約時までに、少なくとも前日までにはアート引越センターに連絡しておくようにしましょう。
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