近年移住地として人気の東南アジア各国や、語学留学などで根強い人気のあるオセアニア地域。
比較的日本から距離も近く、引っ越し費用も南北アメリカ大陸や欧州各国よりは安く収まるように思えます。
しかし、意外に高額になるのがオーストラリアをはじめとしたオセアニア地域。
さらに、マレーシアやシンガポールなど東南アジア各国では、費用以上に気を付けたいことも。
そんなアジア・オセアニア地域への引っ越し費用相場や注意すべきことをまとめました。
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目次
海外引っ越しで利用できる4つの運送手段
海外引っ越しで荷物を運ぶには4つの方法があります。
まずはあなた自身が渡航する時に持って行く方法が2種類。
「機内持ち込み手荷物」と「受託手荷物」です。
この2種類の方法は、運べる荷物の量や種類に制限はあるものの、制限内のサイズであれば、渡航費用のみで運べますので、最大限利用するようにしましょう。
自身の渡航とは別に荷物を送る場合は、「船便」か「航空便」という2種類の方法が考えられます。
船便は航空便と比較して、荷物の種類や大きさに制限が少なく、多くの荷物を運べしかも費用が安くなるというメリットがあります。
ただし、船便は航空便に比べ非常に時間がかかりますので、その点がデメリットといえるでしょう。
航空便のメリット・デメリットは船便とは反対と言うことになります。
船便よりも早く目的地に到着する代わりに、費用が高額になる傾向にあります。
渡航してすぐに必要な物、1~2週間程度過ごせるだけの荷物を手荷物・受託手荷物で運び、続いて生活に必要な荷物を航空便で、最後にすぐに使わない季節外れの衣類など、すぐに使わない荷物を船便で送るといいでしょう。
東南アジア各国の引っ越しは慎重に?
海外への引っ越しで気になる項目のひとつに「関税」があります。
海外への引っ越しでは、日本を出る時の「出国税関」と、引っ越し先の国へ入る時の「入国税関」の2度、税関を通す必要があります。
基本的に引っ越し荷物に関税はかかりません。
関税がかかるのは一般的に、海外に持ち出した荷物を利用してお金を儲けようとしている場合です。
つまり商売のために海外に荷物を持ち出せば、関税がかかるということになります。
引っ越し荷物は自分で使うための物ですから、関税はかかりません。
しかし、東南アジアをはじめとする発展途上国においては、きっちり申請をしないと「販売目的」と認定されて、関税がかかってしまう場合があります。
日本製の品物は世界的にも品質が高く、発展途上国では高額で販売ができるためにこういった齟齬が起きるわけです。
特に新品の物に関しては、関税がかかってしまう可能性があるため、あくまでも自分で使うものであることを申請する必要があります。
オセアニアへの引っ越し費用は高い?
比較的ひとまとめに語られることが多い。アジア・オセアニア地域ですが、引っ越し費用という観点で見ると大きな違いがあります。
当然距離的に近いアジア諸地域の方が安いのですが、オセアニア地域への引っ越しはそれよりも高いどころか、ヨーロッパや北米大陸への引っ越しよりも予算が高額になるケースがあります。
そのあたりのカラクリを知っておきましょう。
オーストラリアまでの距離と引っ越し費用相場
オセアニア最大の国オーストラリアと、北米大陸のロサンゼルス、ヨーロッパのイギリス・ロンドンを参考に引っ越し費用について調べてみました。
アメリカ ロサンゼルス
飛行機での渡航時間 約10時間
段ボール5箱の費用相場
航空便 130,000円
船便 75,000円
イギリス ロンドン
飛行機での渡航時間 約12時間30分
段ボール5箱の費用相場
航空便 165,000円
船便 75,000円
オーストラリア シドニー
飛行機での渡航時間 約9時間30分
段ボール5箱の費用相場
航空便 180,000円
船便 92,000円
普通に旅行をするのであれば、一番移動時間の短い、つまり一番近い距離にあるはずのシドニーが、一番費用相場が高くなっています。
これは飛行機や貨物船の就航本数の問題。
北米大陸や欧州各国へ向かう飛行機や船と比較して、オーストラリアに向かう飛行機や船の本数が少ないのが原因です。
北米大陸や欧州は近隣に多くの国があるため、必然的に向かう便の数も増えます。
しかしオセアニア地域に関しては、オーストラリアやニュージーランドなど国や地域の数が限られることもあり、就航本数が少ないのが現実。
これが運送料金が高くなる原因となっています。
オーストラリアは環境保護に厳しい制限が
オーストラリアは他の国に比べてもとりわけ環境保護に力を入れており、引っ越し荷物を輸送するにも特別な費用が必要となるケースがあります。
それが「開梱検疫検査料」という費用で、$275.00が別途必要となります。
日本円で約30,000円となり、オーストラリアに運び込む荷物には必ず必要な費用となりますので覚えておきましょう。
アジア・オセアニアへの引っ越し費用相場
では、具体的な引っ越し費用相場を、各国別にみていきましょう。
ここで紹介するのは、主に引っ越し業者に支払うことになる金額になります。
海外への引っ越しには、これ以外にもビザの取得費用なども必要になりますので、トータルの予算はさらに高額になると考えてください。
単身者の引っ越し費用相場
・香港への引っ越し 75,000円前後(約2週間)
・マレーシアへの引っ越し 90,000円前後(約2週間)
・シンガポールへの引っ越し 90,000円前後(約2週間)
・オーストラリアへの引っ越し 170,000円前後(約2週間)
単身者の引っ越しということで、引っ越し荷物を極力減らしたケースを想定しています。
荷物は機内持ち込み手荷物、受託手荷物に加えて段ボール3箱分。
これを航空便で送った場合の予算になります。
航空便は近隣の国でも遠方の国でも、ほぼ10~14日間が必要。
この期間の大部分は通関(日本からの出国通関と、現地での入国通関)にかかる時間になります。
2人家族の引っ越し費用相場
・香港への引っ越し(船便) 130,000円前後(約15~25日間)
・香港への引っ越し(航空便) 180,000円前後(約2週間)
・マレーシアへの引っ越し(船便) 130,000円前後(約30~40日間)
・マレーシアへの引っ越し(航空便) 230,000円前後(約2週間)
・シンガポールへの引っ越し(船便) 130,000円前後(約25~35日間)
・シンガポールへの引っ越し(航空便) 230,000円前後(約2週間)
・オーストラリアへの引っ越し(船便) 200,000円前後(約50~60日間)
・オーストラリアへの引っ越し(航空便) 450,000円前後(約2週間)
2人家族となると、荷物をどれだけ減らしても段ボール10個にはなるかと思います。
段ボール箱10箱となるとすべて航空便でも可能ですが、やはり船便と比べるとかなり費用に差が出てしまいます。
特に香港のように近隣のアジア各国の場合は、船便で送ってもさほど期間は変わりませんので、船便を中心に考えた方がいいでしょう。
4人家族の引っ越し費用相場
・香港への引っ越し 300,000円前後(約15~25日間)
・マレーシアへの引っ越し 330,000円前後(約30~40日間)
・シンガポールへの引っ越し 330,000円前後(約25~35日間)
・オーストラリアへの引っ越し 550,000円前後(約50~60日間)
4人家族の引っ越しは段ボール箱30箱で試算しました。
そのうち5箱を航空便で、残り25箱を船便で運んだ場合の費用相場が上の通りです。
家族単位で引っ越しをする場合、船便と航空便を併用するのが一般的。
事前に荷物を仕分ける時に、必要な物の順位付けをしっかり行っていると、現地に着いた時スムーズに新生活に入れるので、しっかりと予定をしておきましょう。
アジア・オセアニアへの引っ越しに引っ越し業者は必要か?
海外への引っ越しはご覧の通りかなり費用が嵩むものです。
「こんなに費用が掛かるのであれば、自力で引っ越しをした方が…」と考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、やはり引っ越しをするのであれば、引っ越し業者に依頼することをオススメします。
海外への引っ越しで、何より手間になるのが通関手続きです。
この通関手続きには多数の書類を用意する必要があり、海外引っ越しの経験がない一般人が取り掛かるには、かなりハードルが高い作業といえます。
こういった煩雑な手続きを行ってくれるのが引っ越し業者を利用する最大の利点です。
さらに上でも触れた通り、アジアを中心とした発展途上国の通関では、関税がかかってしまうのどのトラブルが発生しやすいもの。
そんなケースでも、海外への引っ越しに慣れている引っ越し業者が通関手続きを行えば、トラブルが起きる可能性は低く、また荷造りの時点で相談しながら荷造りを行えば、まずトラブルは発生しません。
環境保護の意識が高いオーストラリアへの引っ越しも、持っていける荷物といけない荷物の判断などは、専門んお引っ越し業者がよく知っています。
言葉の通じない国でトラブルに発展しないように、専門の業者の力を借りることをオススメします。
最後に
海外への引っ越しで、引っ越し業者を頼るとして、ではそんな業者をどうやって探すのが良いのでしょう?
これは「引っ越し料金の一括見積もりサイト(無料)」を利用するのが最善です。
どの国へいつ頃引っ越すかを明記のうえで、複数の引っ越し業者にまとめて見積もりを依頼するだけ。
これで海外引っ越しが可能な業者を絞り込めるだけではなく、さらに一番安い引っ越し業者を見つけることも可能です。
費用が高くなる海外引っ越しこそ、業者による料金に差が出やすいことになるため、一括見積もりサイトを上手に利用し、できるだけ費用を抑えた引っ越しを実現しましょう。
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