「引っ越し先に神棚を持っていきたいんだけどどうしたらいいんだろう?」
「神棚を引越しする場合って別途費用がかかったりするの?」
何て疑問ありませんか?
神棚や仏壇といった宗教に基づいた物に関しては、引っ越しの時にも作法があります。
とはいえ、そんな作法に詳しいのは、神社やお寺の家系だけでしょう。
いざ引っ越しとなった場合、自宅にある神棚をどう扱ったらいいのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで神棚の引っ越しについて作法や料金などを解説します。
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目次
神棚とは?
神棚にもいろいろな種類があり、祀り方や祀っている神様もいろいろです。
ここで紹介するのは、一般家庭でも多く見られる形式のものとさせていただきます。
簡易式の神棚に、氏神様(その土地の神様)や崇敬する神様を祀っているケースと考えてください。
神棚の引っ越し作法と順番
神棚の引っ越しには作法があります。
神棚でもっとも重要なのは「御神札」、つまり神様の依り代になるお札です。
この御神札の取り扱いを間違わなければ、神棚の引っ越し自体は難しくありません。
まずは神棚に報告
引っ越しが決まったら、まずは神棚に報告をしましょう。
何も大げさな儀式は必要ありません。
いつも通り拝礼をするときに、引っ越しをする旨を報告すればいいでしょう。
引っ越し開始前に御神札を取り外す
本来の手順としては、神棚を最後に搬出し、最初に搬入するのが望ましいと言われています。
ただし、御神札に関しては引っ越しの作業開始前に取り外しましょう。
引っ越しでは多くの人が出入りし、多くの荷物が動かされます。
当然ごみやホコリが舞うことになり、御神札が汚れてしまうのを避けるためです。
御神札の取り外し作法は、まずマスクや布巾などで口と鼻を覆って作業をします。
これは御神札に直接息がかからないようにするためです。
取り外した御神札は清潔な白い布や白い紙(和紙や半紙)で丁寧にくるみましょう。
御神札は段ボールなどに入れるのではなく、包んだ状態で手荷物として運ぶようにしましょう。
神棚と神具の荷造り
続いて神棚から神具を取り出し、ひとつひとつ丁寧に梱包します。
できれば食器類を梱包すると起動用に、緩衝材や新聞紙などを十分に使用し、運搬中に傷がついたり破損することがないようにしましょう。
神棚の棚自体は、段ボールに入るようであれば神具同様入念に梱包をしておきます。
段ボールにしまうのが難しい場合は、神棚自体を梱包します。
エアパッキンなどの緩衝材を使うか、毛布などでしっかりくるむなどして、破損しないように注意しましょう。
新居到着後
新居に到着したら、荷物を運び込む前に神棚を設置するのがベストです。
設置した後は、白い布や紙などで神棚全体を覆い、引っ越し作業で舞い上がるホコリなどがかからないように工夫してください。
ただしこれは「できれば」という手順。
現実的に考えると、神棚を設置している間、引っ越し業者を待たせることになりかねません。
引っ越し作業の邪魔になってしまうくらいであれば、神棚の設置は荷物搬入後としても大きな問題ではありません。
神棚の設置に関しての疑問
神棚を持っての引っ越しは、多くの人にとってあまり経験がないはずですので、何をどうすればと疑問がある方も多いかと思います。
基本的な引っ越し手順を上記の通りですが、引っ越し後の疑問点について解消していきましょう。
神棚はどこに設置すればいいの?
神棚の設置にはいくつかの決まり事があります。
できる範囲でこの決まり事を守って設置しましょう。
神棚は南向きもしくは東向きに設置する
微妙な角度に関してはこだわる必要はありませんが、基本的に南向きか東向きに設置します。
壁際に設置することが多いと思いますので、北川か西側の壁に接面するように設置すればいいでしょう。
清潔で明るい最上階に設置する
神棚を設置するのが一戸建てなどで複数階ある住居の場合、最上階に設置するのが基本とされています。
2階建てなら2階に、3階建てなら3階にスペースを確保しましょう。
最上階への設置が難しく、1階に設置する場合は神棚の上に「雲板」や「雲文字」を配置します。
もちろんマンションやアパートで、最上階以外の場合はこの「雲板」や「雲文字」を配置しましょう。
清潔で明るい場所は「できるだけ」ということ。
押し入れの中など、極端な場所でなければ問題ないでしょう。
あと、神棚を長くきれいに使うためには、できれば直射日光が当たらない場所が良いでしょう。
神棚は木製ですので、長期間直射日光に当たると変色してしまう可能性があります。
タンスの上などに配置する場合
神棚は基本的に単独で設置するものです。
しかし、住居の状況によってはそのスペースが取れない場合もあるでしょう。
スペースが確保できずに、神棚をタンスの上などに配置する場合は、タンスの上に白い布や紙を敷いてから神棚を置くようにしましょう。
神棚を設置すべきではない場所
あまり細かい制限はない神棚の設置場所ですが、好ましくない場所もあります。
まずトイレと背中合わせになる場所。
清潔な場所に置くのが基本の神棚ですから、やはりトイレと接しているのは好ましくありません。
続いて人通りが多い扉の上も好ましくありません。
リビングに入る扉の上など、方角や明るさ、清潔さがベストだとしても好ましいとは言えません。
人通りが激しいということはホコリの舞いやすい場所でもあり、また扉の開閉の振動で、神棚内の神具等が落下するなど危険でもあります。
最後に仏壇との位置関係。
仏壇と神棚を同じ部屋に設置すること自体は問題ありませんが、それぞれが向き合うように設置するのは好ましくないと言われています。
引っ越し前後にお祓いをお願いしたほうがいいの?
仏壇の引っ越しの場合、引っ越し前に抜魂、引っ越し後に入魂と、それぞれ僧侶の方にお経をあげてもらうのが作法とされていますが、神棚にはこういった作法はありません。
ですから、引っ越し前後に神主さんを呼んでお祓いをしてもらう必要はありません。
ただし、神棚と言っても神社によって流儀は様々です。
基本的にお祓いは必要ないと言われていますが、不安な方は神社に相談してみましょう。
御神札は同じもので問題ない?
これは御神札がどのような神様かによります。
神棚に祀られている神様の多くは、氏神様か崇敬する神社の神様です。
崇敬する神社の神様である御神札に関しては、引っ越しをしてもそのまま祀って問題ありません。
問題は氏神様です。
氏神様とは、住んでいる在所を守る神様です。
つまり住む地域によって、祀るべき氏神様も変わるということになります。
もちろん同じ地域内で移動する引っ越しであれば問題ありませんが、市や県をまたぐような引っ越しの場合、当然氏神様も変わることになります。
こういった場合は新居の氏神様の御神札を祀るようにすべきでしょう。
氏神様が変わる場合は?
引っ越しにより他地域に住むことになり、氏神様が変わるという場合は、まずそれませ祀っていた御神札を、近所の神社でお清めしてもらいます。
御神札のお清めに関しては、ほとんどの神社が受け付けてくれますので、定められた玉串料を収めてお願いしましょう。
玉串料に関しては、いろいろなケースがあり相場を出すのが難しいのでここでは控えさせていただきます。
引っ越し後、新居の地域の氏神様から御神札をいただきます。
簡単に言えば一番近所の神社で入手するということです。
神社に常に巫女さんがいるような場合は、巫女さんに聞けば頂けるでしょう。
巫女さんがいなくても、社務所等に問い合わせてみてください。
御神札の初穂料に関してもいろいろですが、おおよそ1,000円前後と言われています。
神棚の引っ越しにかかる費用の相場は?
では、神棚の引っ越しにはどの程度の費用がかかるでしょうか。
ここまで読んでいただけばおわかりかと思いますが、神棚に関して大事なものは御神札です。
神棚自体は御神札を祀るための棚というだけで、神聖なものではありません。
つまり、御神札をきっちりとした手順で運びさえすれば、神棚や神具を運ぶことに特段気を遣う必要はありません。
つまり普通の引っ越し荷物と一緒にトラックに積んで運べるということです。
もちろん引っ越しの時には、当日作業員に「この荷物は神棚ですので、丁寧に扱ってください」と告げておけば、適切に取り扱ってもらえます。
もちろん通常の荷物として扱いますので、特別な費用も発生しません。
ただし神棚が大型のものの場合、また芸術的価値が高いものの場合は、美術品として取り扱われますので、もちろん別途料金が発生します。
このあたりに関しては、一般家庭としては特殊なケースですので、引っ越し業者に問い合わせてみてください。
神棚を含む引っ越しの注意点
引っ越し荷物に神棚がある場合も、通常の引っ越しと大きく変わることはありません。
ただし御神札の扱いだけは作法に則って取り扱うようにしましょう。
もちろん神棚は単なる棚ではありますが、とはいえ神様の依り代を祀る棚ですから、引っ越し前後できれいに清めるようにしましょう。
特別なことをすることはありません。
神棚や神具をきっちり拭くだけでも問題ありません。
また、氏神様を祀っている場合は御神札を清めてもらったり、新たな御神札を用意したりと、通常の引っ越し以上にすべきことは多くなります。
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関連記事になります。合わせてご覧ください。
⇒引っ越しで神棚を処分する場合はどうしたらいい?費用はどのくらいかかるの?
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