「引っ越し先に車を持っていくことができないので処分したい」
「引っ越しで車を手放したいけど、いつからその準備をした方がいいの?」
「車を高く買い取ってもらうにはどうしたらいい?」
あなたはそのようなことを思っていませんか?
地方から大都市に引越す場合など、引越しを機に車を手放すという方も少なくないかと思います。
また、新しい家に駐車場がない、駐車場はあるけど賃料が高い、最近自動車を使う機会が少なくなったなど様々な事情もあるでしょう。
引越しを機に自動車を手放す場合は、少なくとも引越し当日までに自動車を手元から放す必要があります。
そこで、ここでは自動車を売るケースに限定し、どのくらい前から準備をすべきかを考えてみましょう。
目次
車を売るとなったらまずやるべきことは?
引越しを機に車を処分しようと考えた場合、まずは「売る」か「処分」するかを決める必要があります。
一般的に考えれば、まずは「売る」ために動き、どうしても売却できない場合は「処分」するように動くのがベストでしょう。
そこで、最終的に処分をする可能性も踏まえて、引越しのどのくらい前から準備を始めればいいかを考えてみます。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
高いんじゃないかと思って引っ越し一括見積もりサイト(無料)で試しに調べてみたら42,000円の業者を見つけることができました。
あやうく31,300円も損するところだったんです。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができました。
見積もりの手間を省くなら「引っ越し一括見積もりサイト(無料)」が便利です。
利用時間は1分程度で利用料は無料になります。
SUUMOは一部上場企業のリクルートが運営しているサイトで、電話登録が不要で迷惑電話が来ないのも安心です。
引越し料金で損したくない方は是非こちらをご覧ください。
>>>あなたに合った最安値の引越し業者を調べてみる(無料)<<<
車を処分するのに必要な手続き
車の処分は、廃車を請け負ってくれる業者に車を預け、車を解体してもらった上で陸運局もしくは陸運支局で手続きをします。
多くの廃車業者が、陸運局での手続きも代行してくれますが、その際に必要な書類が以下の通りです。
・車の所有者の委任状(所有者の印鑑証明書と同じ実印による押印があるもの)
・ナンバープレート(前面と後面の2枚)
・車検証(自動車検査証)
・「解体報告記録がなされた日」と「移動報告番号」(メモで可)
・手数料納付書
・永久抹消登録申請書
・自動車税・自動車取得税申告書(不要な地域あり)
「手数料納付書」「永久抹消登録申請書」「自動車税・自動車取得税申告書」の3点は当日現地で入手する書類です。
廃車の手続きまで業者に代行してもらう場合、車の所有者が準備する書類は上の2つ。
印鑑証明書と委任状になります。
車を処分するのに必要な期間
車の処分に必要な期間はそう長くはかかりません。
廃車を請け負ってくれる業者を見つけておけば、後は業者に車を持って行く、もしくは引き取ってもらうだけですので、印鑑証明を取り寄せて1週間もあれば処分できるはずです。
つまり車を売却するのは、引越しの1週間前までに済ませておけばOKということになります。
車を売却するために必要な手続き
車を売却する際には、いくつかの手続きが必要になります。
その手続きに関してまとめてみました。
名義変更手続き
まず必要なのは車の名義変更手続きです。
手続きはご自身が登録している陸運局、もしくは陸運支局で行うことになります。
車の名義変更にはかなり煩雑な決まりがありますが、今回は車の所有者と使用者が同一名義、双方ともに成人であることを前提にまとめてみました。
ご自身で申請手続きを行うケースで必要書類は以下になります。
・旧所有者の印鑑証明書 ※発行日から3ヵ月以内のもの
・新所有者の印鑑証明書 ※発行日から3ヵ月以内のもの
・旧所有者の委任状 ※旧所有者の実印の押印があるもの
・新所有者の委任状 ※新所有者の実印の押印があるもの
・車検証 ※車検が切れていないこと
・新使用者の車庫証明書 ※発行日から概ね1ヵ月以内のもの
・手数料納付書
・自動車税・自動車取得税申告書
・申請書
「譲渡証明書」は国土交通省のHPからダウンロードできますので、印刷して利用するのが良いでしょう。
名義変更の申請を、旧所有者もしくは新所有者本人が行う場合、申請人本人の委任状は不要となりますが、必ず実印を持って行く必要があります。
「手数料納付書」「自動車税・自動車取得税申告書」「申請書」の3点は当日陸運局で入手できますので事前の準備は不要です。
名義変更の手数料は「移転登録手数料」で500円。
名義変更によってナンバープレートの変更が必要な場合はナンバープレート代で1,500円程度がかかります(※希望ナンバーや図柄ナンバーにする場合はさらに費用がかかります)。
保険の解約や名義変更手続き
自動車を売却した場合は、当然保険契約の変更も必要となります。
自動車の保険というと、「自賠責保険」と「任意保険」がありますが、自賠責保険は名義変更、任意保険は解約の必要があります。
任意保険に関しては、契約している保険会社に連絡をし、速やかに解約しておきましょう。
この解約に関しては、車を手放すと決めた時にすぐに行っても基本的には問題ありません。
ただし、任意保険解約後に運転の必要がある場合は、十分注意して運転しましょう。
自賠責保険の名義変更
自賠責保険は任意保険とは違い、車を売却した時点で名義変更が必要となります。
任意保険が人にかかる保険だとすれば、自賠責保険は車にかかる保険です。
任意保険は契約していなくても行動を運転できますが、自賠責保険の契約がない車は行動を走ることができませんのでご注意を。
では、自賠責保険の名義変更の手順をご紹介します。
まずは契約している保険会社に連絡し、「自賠責保険承認請求書(異動承認請求書)」を入手します。
この書類に必要事項を記入し、譲渡人、譲受人双方の署名捺印をします。
完成した書類と、自賠責保険の証明書、譲渡意思の確認ができる書面を保険会社に提出し、自賠責保険の名義を変更します。
車の売却相手を考える
車を売却すると決めた場合、まずは「誰に」売るかを考えましょう。
車を買い取ってくれる相手となると、友人・家族など知人に売却するケースと、買取業者に売却するケースが考えられます。
知人に譲る場合と、業者に売却する場合に気を付けたいことをまずはまとめておきましょう。
知人に譲る場合に気を付けたいこと
知人に車を売却する場合、上で触れた書類の手続きなどの提出も自分(もしくは譲り受ける方)で行う必要があります。
どのくらい時間がかかるかという観点で考えると、車の名義変更手続きだけであれば1日で完了しますが、それだけでは済まないので注意が必要です。
まずは、知人に車庫証明を取ってもらう必要があります。
その知人の家に車庫のスペースがあれば1週間程度で車庫証明は取れますが、車の譲渡が決まってから駐車場を借りる場合などは、駐車場を見つける時間も考える必要があります。
車の名義変更には新所有者の車庫証明が必要ですので、その分を計算して売却の話を進める必要があります。
もうひとつ気になるのが「贈与税」。
普通自動車は「動産」であり財産として見なされますので、知人間や家族間でも売買行為があれば贈与税の対象となります。
とはいえ、贈与税の対象となるのは年間合計110万円以上の場合のみで、しかも買った側が納める税金ですから、買う側としてはあまり気にする必要はないでしょう。
100万円を超える金額で売却する場合は、贈与税のことも考慮に入れて金額を相談すればいいかと思います。
ちなみに軽自動車は規格上「動産」とは認められていません。
つまり財産ではないということで、贈与税の対象外となります。
業者に売却する場合に気を付けたいこと
ネットで軽く調べても、中古車販売業者や、買取り専門業者など多くの業者が中古車の買い取りを行っています。
とはいえ、買い取ってもらう以上、できるだけ高額で買い取ってもらいたいもの。
業者に売る場合はこうした業者選びが結構面倒になるかもしれません。
ただし、メリットとして名義変更などの煩雑な手続きはすべて業者に任せることができるので、最低限必要な書類だけ準備してあれば、それこそその日に売却することも可能というメリットもあります。
車を高く売るために知っておきたいこと
では、ここからは業者に車を売ることを前提に、できるだけ高く売るために必要なことを考えてみましょう。
高く売れる時期はあるのか?
中古車買い取り業者が、車を高く買い取ってくれる時期はいつか?
これはずばり、「できるだけ早く」というのが本音です。
というのも、中古車の価値は新車に近いほど高いというのが基本になるためです。
中古車業界においては、「もう少し待てば高く売れる」ということはなく、基本的にできるだけ早く売ることがベストということになります。
とはいえ高く売れる時期というのも存在します。
実は引越しの繁忙期と非常に密接な関係があります。
引越しの繁忙期というのは、多くの人が新生活を始めるタイミングでもあります。
その新生活を始めるタイミングで、車を購入する人が非常に多くなるのです。
時期で言えば2~3月、そして8~9月。
多くの人が新生活を始めるタイミングでもあり、多くの買取業者の決算期、半期決算期にも重なるこのタイミングは、車を高く売るチャンスでもあります。
多少の汚れや傷は自力でキレイに
車を業者に売る場合、最終的には実物の車を見て最低金額が決定します。
その際、できるだけキレイにしておくだけで、買取り金額の印象は変わってきます。
とはいえ、専門のクリーニング業者に社内を清掃してもらったり、板金工場で小さな傷を直したりところまでやる必要はありません。
例えば車内のマット取り出し、社内に掃除機をかける、マットは掃除機をかけた上で水洗いする、外側の細かい傷は、自力で簡単な修理キットで直せそうなものは直しておく。
これを心がけるだけで充分。
お金をかけてまでキレイにしても、かかった費用ほど高くはなりませんのでご注意を。
意外と査定の対象にならないものも
査定金額が多少なりともアップするならと、いろいろ準備をしておきたいところですが、意外と査定の対象にならない部分もありますのでご注意を。
まずバッテリー上がり。
バッテリーが上がっているとエンジンもかからず査定に響きそうな印象ですが、これはあまり査定の対象にはなりません。
続いてエンジンオイル切れ、もしくは劣化。
こちらも査定には大きく響きませんので、査定前にわざわざ入れ替える必要はありません。
査定でプラスになるもの
査定でプラスになるパーツとしては、購入時にディーラーなどで取り付けた「純正パーツ」があります。
エアロウイングや純正ナビ、サンルーフにエアバッグなど、純正品で購入時にディーラーオプションなどでつけたパーツに関してはプラス査定の対象となるケースが多いようです。
もちろん購入時に受け取ったスペアキーや取扱説明書などもあればプラス材料となります。
査定でマイナスとなるもの
-査定の対象となるのは、純正品ではないドレスアップアイテムが挙げられます。
もちろん、一般的に汎用性の高いアイテムに関しては大きなマイナスにはなりませんが、極端なオーバーフェンダーや改造マフラーなど、一般的なファミリータイプの車としてふさわしくないパーツはマイナス査定のポイントとなる場合があります。
もし純正のパーツが手元に残っており、自身で簡単に戻せるのであれば、できるだけ戻しておきましょう。
査定で高額を引き出す交渉術は?
車を買取りに出す場合は、あまり時間をかけてもマイナスはあってもプラスはありません。
上でも触れた通り、基本的に早ければ早いほど高く売れるのが車ですから、あまりモタモタするのはオススメできません。
これは交渉においても同じことが言えます。
引越し業者を探す場合は、数社から相見積もりを取って、その見積もりの金額を武器に値下げ交渉をするのがベターですが、車の買取の場合は、この方法はマイナスになるケースが多くあります。
車の買取り事情を確認しておきましょう。
買取り業者によって欲しい車は違う
中古車の買取り業者の多くは、自社で買取り、自社で販売をしています。
そうなると、業者によって不足している在庫の数が違うという現象が出てきます。
例えばA社はホンダのオデッセイは在庫がたくさん所有しているけど、トヨタのクラウンの在庫が足りない。
B社は反対にトヨタのクラウンは余っているけど、ホンダのオデッセイが足りないという現象が起こるわけです。
ここでアナタの愛車がクラウンだった場合、A社とB社どちらが高く買ってくれるかは一目瞭然。
当然在庫が不足しているA社は高く買ってくれますし、在庫が余っているB社はさほど高くは買ってくれません。
こうした情報を得るには多数の買取り業者に、大まかな査定金額を出してもらうしかありません。
ただし、ひとつひとつ買取り業者を探して、いちいち見積もりを依頼するのでは時間ばかりがかかってしまうので大変な作業になります。
買取り業者選びなら一括見積もりサイトがオススメ
そこでオススメしたいのが、車の査定一括見積もりサイト「かんたん車査定ガイド(無料)」です。
このサイトは無料でまとめて最大10社の買取り業者に見積もり依頼ができるサイト。
必要な情報を入力するだけですので、1分かからず見積もりの依頼ができます。
一括で見積もりを取ると、どの業者が自分の乗っている車種を欲しがっているかを、一目で比べることができるので、一発でおよそ最高値の業者を判別することができます。
こうして買い取ってもらう業者を決めたら、あとは見積もりと交渉を残すのみ。
ここからは立ち会い見積もりから引き渡しまでのポイントを考えてみます。
車を高く売却するなら是非チェックしてみましょう。
⇒かんたん車査定ガイドを使って車の見積もりをしてみる(無料)
査定額アップは交渉次第
一括見積もりサイトを利用することで、あなたの乗っている車種を一番欲している業者を見つけることができればもう一押し。
最後の交渉に関してちょっとしたテクニックを調べてみました。
基本的に正確な見積もりを依頼する業者はひとつに絞ってしまいましょう。
その業者に直接車を見てもらうわけですが、上で触れた通り自力でできるだけキレイな状態にしておきます。
そして、事前にその業者に売る場合に必要な書類もすべて準備しておきましょう。
これは、実際に見積もりを出してもらった時に、その場で一気に契約する気持ちがあることを先方に伝えるためです。
何なら、「今日納得できるお値段を出してもらえればこの場で契約するつもりです」と伝えてしまってもいいでしょう。
即決の可能性があるだけで査定員の心証は大きく変わります。
そして実車を見た上で、正式な見積もりが出たら、サイトで依頼した際の見積もり金額との差を説明してもらいましょう。
この時いちいちマイナス査定になったポイントについて説明する必要はありません。
差額の説明を求めるというのは、あくまでも「本気で即決で売る意思がある」ことを相手に伝えるための行為です。
マイナス査定されたポイントは、正直素人の言い訳では覆せるものでもありません。
すべてを聞いたら少し悩みましょう。
そして最後に一言、「すごく真剣に査定していただいたので、正直即決するつもりですが、あと少し何とかなりませんか?」とだけ伝えてみてください。
まだ値上がりする可能性があるならここで多少上がると思います。
ここまでして上がらない場合はそれが最高値だと思って売ってしまいましょう。
引越しを機に車を売却する場合のタイミングと注意点
長々と車の売却について触れてきましたが、最後に本題をまとめておきます。
引越しを機に車を売却する場合、友人や知人、家族に売却するのであれば、最低でも1か月以上前には金額などの話をまとめておきましょう。
これは、譲り受ける人が車庫証明を取得するのに事務手続きで1週間はかかるのがポイントです。
譲り受ける人が新たに駐車場を契約する場合などは、その方も駐車場を探す時間が必要かと思いますので、できるだけ早めに始動するのがベターとなります。
買取り業者に売却する場合は、およそ1か月前から動き出すのが一般的ですが、「一括査定サイト」を利用するのであれば、2週間あれば大丈夫でしょう。
最初の1週間で自分の車の買取り相場を簡単に調べ、必要書類を揃えます。
後半の1週間でサイトを利用し業者を決めて、あとは立ち会い見積もりで即決してしまえばOK。
ですので、引っ越しの際に車を手放すなら引っ越し日から二週間前くらいから行動すると引っ越しの日に間に合うでしょう。
そして、一番手間がかからないのは、一括サイトを利用した業者への売却で間違いないでしょう。
是非、ご参考ください。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
高いんじゃないかと思って引っ越し一括見積もりサイト(無料)で試しに調べてみたら42,000円の業者を見つけることができました。
あやうく31,300円も損するところだったんです。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができました。
見積もりの手間を省くなら「引っ越し一括見積もりサイト(無料)」が便利です。
利用時間は1分程度で利用料は無料になります。
SUUMOは一部上場企業のリクルートが運営しているサイトで、電話登録が不要で迷惑電話が来ないのも安心です。
引越し料金で損したくない方は是非こちらをご覧ください。
>>>あなたに合った最安値の引越し業者を調べてみる(無料)<<<