「引っ越しの時ってどうやって引っ越し先に車を運んだらいいの?」
「引っ越し先に車を持っていくときに自走だと大変だから業者にお願いしたいけど費用はどのくらいなの?」
なんてあなたは思っていませんか?
引っ越しの際、意外と見落としがちなのが「車の引っ越し」です。
実際に引っ越す時は、物件を決めて、業者を決めて、処分する家具や電化製品を処分して、荷造りをして、役所で諸々の手続きについて調べて…と、とにかくやることが多く、「最悪自分で運転できる」車の引っ越しに関しては後回しになるケースが多いようです。
引っ越しにおける移動距離が100km以内であれば、それこそ自分で運転すれば問題ないかもしれませんが、東京-仙台間や、東京ー福岡間など、移動距離が500km、1000kmとなると、さすがに自力で運転すれば…などと気楽にいえる距離ではなくなります。
そんな車の引っ越しについて、料金相場や方法などを調べてみました。
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目次
車の引っ越しを自力で行う際のリスク
500kmを超えるような長距離の引っ越しで、車を自力で運転していくことを考えてみます。
まず真っ先に思いつくリスクは、長距離運転をしなければいけないということが考えられます。
運転が好きであったり、趣味がドライブである人にとっては、500km程度は問題のない距離かもしれませんが、普段あまり運転をしない人や、運転があまり得意ではない人、そして腰痛などを持っており、長時間座っていることが厳しい人などにとっては、500kmという距離は相当な長距離です。
もちろん疲労だけではなく、事故のリスクも少なくありません。
また引っ越しですから、引っ越しトラックより先に新居に到着しなければいけないという縛りもあります。
移動中がすべて空いている状態であれば問題ないかもしれませんが、曜日や時期によっては渋滞にハマり、到着までの時間が読めないこともあります。
最後に高速料金とガソリン代の問題。
もちろん車の輸送を業者に依頼するよりは安いでしょうが、差額と自身の疲れを天秤にかけた時にどう感じるかという問題もあります。
サッと考えただけでこれだけのリスクがある車の自力輸送。
よほどの事情がない限り、業者に依頼することも併せて考えるのがベターでしょう。
車の輸送はどの業者に依頼するのがいいのか?
車の輸送を業者に依頼するとして、どの業者に依頼すべきかを考えてみます。
基本的に選択肢は2つ。
引っ越し業者の中には車の輸送も受けている業者がありますので、素直に引っ越し業者に依頼するか、車の輸送を専門にしている業者に依頼するかです。
では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
引っ越し業者に依頼した場合
引っ越し業者に車の輸送を依頼した場合、メリットは車の輸送業者を探す手間がないことです。
上でも触れた通り、引っ越しをするときはとにかくやることが多く、必要以上にやることを増やすと、かなりの負担になります。
車の輸送業者なんてネットでちょっと調べるだけ、そう考えていると痛い目に遭うかもしれません。
車の輸送業者も引っ越し業者の選定も手数はあまり変わりません。
ネットなどでいくつかの業者を選んで問い合わせて、見積もりを依頼して、見比べて料金交渉をして決定という手順を考えると結構な手間になるのは間違いありません。
これを省略できるのは、時間のない人には特に大きなメリットと言えるでしょう。
翻ってデメリットを考えると、料金が高くなりがちということが考えられます。
引っ越し業者で車の輸送を請け負うといっても、ほとんどの業者は外部の専門業者に依頼する形をとっています。
引っ越し業者が受け付けて外部に仕事を振る以上、間にマージンが発生するのは間違いなく、そう考えると相場より高い料金がかかることは想像に難くありません。
車輸送の専門業者に依頼した場合
引っ越し業者とは別に車の輸送専門の業者を探した場合のメリットは、当然料金面ということになります。
直接依頼しているわけですから、間でマージンを取る業者はいなくなります。
その分基本的にお安くなるということで間違いないでしょう。
デメリットはやはり業者探しの手間がかかるということになります。
基本的に見積もりは電話でも可能ですが、例えば少し改造をしている車や、特殊な事情がある車の場合は、輸送業者が実際に車を見に来るケースも少なくありません。
そうなると立ち合いの時間も必要となりますので、手間は結構なものです。
大雑把に分けてしまえば、時間はあるけど費用を抑えたいという方は車輸送の専門業者を探す、時間がないので費用は少々かかっても仕方がないという方は引っ越し業者にお願いするのがいいでしょう。
気になる車の輸送方法は?
車の輸送は大きく分けて2種類、「陸送」と「船便」があり、さらに細かく分けると「陸送」には「自走」と「積載」の2種類が存在します。
どの方法で輸送するかを決める場合の参考とするために、それぞれの特徴を調べてみました。
陸送(自走)を利用する場合
自走とは言葉の通り、車を輸送業者の人間が運転して現地に届けるという方法です。
特徴としては、ドライバーが直接車の運転をするわけですから、比較的時間がかからず、融通が利くということになります。
とはいえ1台の車に1~2人のドライバーが付きっ切りということになりますので、当然費用は高くなります。
陸送(積載)を利用する場合
積載とはいわゆるキャリアカーに積載して輸送をする方法です。この方法の場合、キャリアカー1台で複数の自動車を輸送できるため、自走に比べれば料金が安くなるのがメリットになります。
ただし、デメリットも当然存在し、まず日程がこちらの思い通りにはならないということが挙げられます。
複数の車を運ぶわけですから、基本的にキャリアカーの予定で車の到着が決まることになります。
船便を利用する場合
船便はその名の通り船で運ぶ方法になります。
船便はキャリアカー以上の台数を一度に運べますので、移動が長距離になればなるほど料金が安くなるのが特徴と言えます。
ただしその分融通はさらに利かなくなり、基本的に船の運航表に沿った日程でしか運ぶことができません。
結局どの方法がベストなのか?
実は多くの車の輸送業者は、上にある3つの方法を組み合わせて予定を立てます。
つまり自宅からキャリアカーのある場所まで車を運転し(自走)、キャリアカーでまとめて一番タイミングのいい港へ運びます(積載)。
その港で船に載せ替えて(船便)、目的地に近い港まで運び、そこで現地のキャリアカーに乗せてある程度新居に近くまで運び、そこでキャリアカーから降ろして自走させて新居へという形です。
実はこの3つを組み合わせた方法が、一番確実で料金もかからずに運べる方法ということになります。
料金的に一番安いと思われる船便ですが、その代わりに対応している港に限りがあります。
つまり、定期運航している船が立ち寄る港しか使えないということ。
例えば四国にはこうした港が少なく、徳島県・香川県の場合は大阪港から陸送するのが通常です。
愛媛県や高知県の場合は、地域によっては福岡港や鹿児島港を利用する場合もあり、あまり融通が利きません。
そう考えると、輸送の方法に関しては業者に任せるのがベストといえるかもしれません。
車の輸送料金相場
車の輸送料金に関しては、車種によっても変わりますし、上記の通りで港からの距離によっても大きく変動します。
そこで札幌、東京、大阪、福岡の4都市を起点に、仙台、名古屋、広島までの距離をそれぞれ調べてみました。
自動車は一般的なセダン~ワゴンタイプで各都市間を輸送した場合の相場は以下の通りです。
札幌からの輸送料金相場
・札幌-仙台間 約35,000円
・札幌-東京間 約50,000円
・札幌-名古屋間 約50,000円
・札幌-大阪間 約50,000円
・札幌-広島間 約75,000円
・札幌-福岡間 約75,000円
東京からの輸送料金相場
・東京-仙台間 約30,000円
・東京-名古屋間 約30,000円
・東京-大阪間 約35,000円
・東京-広島間 約50,000円
・東京-福岡間 約45,000円
大阪からの輸送料金相場
・大阪-仙台間 約50,000円
・大阪-名古屋間 約20,000円
・大阪-広島間 約25,000円
・大阪-福岡間 約35,000円
福岡からの輸送料金相場
・福岡-仙台間 約60,000円
・福岡-名古屋間 約40,000円
・福岡-広島間 約25,000円
車の輸送にかかる時間は?
車の輸送にかかる時間は、引っ越し業者に依頼しても、車の輸送専門業者に依頼しても大きく変わりません。
引っ越し業者も外部の専門業者に依頼するのが通常ですから当然と言えば当然ですが。
日程に関しては、依頼する時期やタイミングでも変わってきますが、200km以内であれば1~2日ほど、500km程度の移動で4~5日、700km以上で1週間ほどが目安です。
どれだけ遠距離でも1週間あれば届くと思って間違いないでしょう。
ただし長距離になると船便を使う可能性が高くなりますので、海の状況によってはそれ以上日数がかかることもありますので、日程には余裕を持って予定を組みましょう。
車の輸送を依頼する場合の準備は?
車の輸送を依頼する場合、いくつか注意すべき点があります。
まずは車の中に乗せていいものについて。
車の輸送を依頼する以上、車にも荷物をある程度乗せたいと考えますが、基本的に荷物を載せるのはNGです。
もちろん車に乗っていて不思議のないものであれば、ある程度載せておいても問題ありませんが、基本的には空にしてお願いすべきでしょう。
理由は保険です。
車の輸送業者は、当然車に関する保険には入っています。
万が一輸送中に車に傷がついたり、それこそ自己を起こして大破してしまっても、それは保険を適応して弁償してもらえます。
ただし載っている荷物は保険の対象外ですから、輸送の際荷物が傷ついたりなくなったりしても補償はしてもらえません。
通常ゴルフバッグを車に乗せっぱなしの方も、ゴルフバッグは降ろして車だけお願いするようにしましょう。
また、これは状況次第ですが、自宅からいきなりキャリーに乗せるようなケースでは、ガソリンも抜いておくことを求められることがあります。
ガソリンをタンクから抜く作業は、素人が行うと危険ですから、事情を話してディーラーや車の修理工場、ガソリンスタンドなどで抜いてもらいましょう。
引っ越しの際の車の輸送について
引っ越しにおいて車の輸送は意外と面倒がかかるものです。
自力で運転できる距離はおよそ100km程度と考え、それ以上の長距離輸送の場合は、できるだけ早く輸送の手続きを始めるようにしましょう。
また、輸送を依頼した場合、引越しと同時に車が到着することは稀です。
引っ越し前後に車を使うような予定は入れないようにした方がいいでしょう。
場合によっては車を手放した方がお金の面で安くなる場合もあります。
車の売却については「引越しの際に車を売るタイミングはいつ?高く売るにはどうしたらいい?」で解説していますのでご参考ください。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
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